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ライカン・ハイパースポーツはこうして作られた。制作過程を紹介する動画が公開に

2016/10/16

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ライカン・ハイパースポーツ、フェニア・モータースポーツはこうして作られた、という動画が公開に。
動画では制作の風景だけではなく開発やテスト、華々しいお披露目の様子も収録されています。
中東初のスーパーカーメーカーでもあるWモータースが提供するライカン・ハイパースポーツは780馬力、0-100キロ加速2.8秒、最高時速395キロというまさに「ハイパー」なスペックを持っていますが、動画を見るとその数字にも偽りはなさそうです。

なおエンジンはルーフ製のフラット6(ポルシェ911のものがベース)で、これをツインターボにて加給。
デザインはフランスの新人デザイナーを起用していますが、その何とも言えないSFっぽいルックスや逆開きのドアが特徴。
「ワイルド・スピード・スカイミッション」で一気に有名になった車でもありますね。

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関連投稿:なにこの集まり?ライカン・ハイパースポーツ、フェニア・スーパースポーツ、リマックが一堂に会する動画

カリフォルニアにて、路上を走るライカン・ハイパースポーツを追いかける動画。
走行している状態の動画は非常に珍しく、ウインカーの動作、そしてエキゾーストノートも確認できますね。
なおナンバーはまだついておらず、ディーラーのデモカーのように思えます。

さらに後をついて行くと一軒の邸宅に入りますが、そこにはなんとリマック・コンセプト1と、同じくWモータースのフェニア・スーパースポーツが。

なおライカン・ハイパースポーツは7台限定の販売で価格は3億4000万円(エンジンはポルシェ911のものをベースにしたルーフ製の水平対向6気筒ツインターボ)と伝えられます。

フェニア・スーパースポーツは同じルーフ製のフラット6エンジンを積むもののライカン・ハイパースポーツの760馬力に比べ900馬力にまで出力向上。
0-100キロ加速は2.7秒未満とのことで価格は2億5000万円、限定台数は25台。
ライカン・ハイパースポーツの価格が(性能に比べて)高価なのはダイヤモンド等の高価な素材を使用しているためと言われますが、ダイヤモンドの使用箇所や使用する量、他の素材の使用などは一台一台異なるようですね。

一方リマック・コンセプト1はクロアチア初のピュアEVで1088馬力を発生し、0-100キロ加速2.5秒とも言われるハイパーカーで価格は1億円、限定台数は88台。
動画ではフードを開けている状態など珍しい姿も確認できます。

この3台だけで約7億円という集まりですが、どう言った会合なのか気になりますね(おそらくはエキゾチックカーディーラーの内覧会と思われる)。

関連投稿:Wモータースがライカン・ハイパースポーツと「ミニバン」を上海へ。そのギャップが素敵

上海モーターショーにて、Wモータースがライカン・ハイパースポーツ、そしてフェニア・スーパースポーツを展示。
なおフェニア・スーパースポーツはまだ生産されていなかったようで、今年末から実際に生産・販売される模様。

なおWモータースはICONIQモータースと提携し、上海モーターショーにミニバン「ICONIC Seven」を展示しますが、「ハイパースポーツとミニバン」とのギャップが凄まじいですね。
なお、このミニバンはWモータースによって設計され、7人乗りとなり、そして内装は中東のメーカーらしく「超豪華」。

中国と中東は「新興市場」ということでは共通点があり、中東の自動車メーカーが中国をターゲットにするのもわかるような気がします。

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