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ランボルギーニ・ウラカンに装着したオプションを振り返る。装着して良かった/装着せずに後悔したものは?

2016/10/27

ぼくは自分のランボルギーニ・ウラカンに250万円ほどのオプションを装着していますが、それらは実際に装着してどうだったのか、もしかするといらなかったんじゃないか、カラー選択できる場合は他の色が良かったんじゃないか、もしくは選択しなかったオプションで「つけた方が良かった」と後悔しているものがあるんじゃないか、ということをここで考えてみます。

なおぼくのウラカンに装着されるオプション一覧は下記の通り(価格は注文時のものなので、現在は多少変更があるかもしれない)。

クリアエンジンボンネット 682,020円
鍛造ホイール(MIMAS)+ブラックペイント 682,020円(ホイールのみの価格)
スタイルパッケージ(フロントバンパーの一部やグリル、マフラー、エンブレムが黒に) 178,092円
ブレーキキャリパーペイント(イエロー) 122,688円
ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(可変ステアリングレシオ) 232,740円
流体磁性ダンパー(アウディのマグネティックライドのようなもの) 327,450円
パーキングアシスト(パーキングセンサー+カメラ) 381,888円
インテリア・ビコローレ・エレガンテ(ホワイト内装) 136,152円
コントラストステッチ(黒部分に白ステッチ) 68,256円
ドアカーテシーランプ(プロジェクター)24,047円
バルブキャップ 16,038円

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さて、ここで一つづつ検証。

クリアエンジンボンネット 682,020円

一番高価なオプションではありますが、これはやはり「装着してよかった」オプションと言えます。
このオプションのために納車が遅れたりしましたが、待った甲斐があると考えており、やはりカーボン製のエンジンベイ、ガラス越しに見えるエンジンがナイス。
ガラスエンジンフードについては賛否両論あり、この部分だけを考えると標準のミウラ風ルーバーも捨てがたいものがありますが、カーボンのエンジンベイとの「セット」ということを考えるとやはり装着しておきたいとは思います。
なおこれはランボルギーニ特有のオプションとも言えるもので、ガヤルドでも設定があり、アヴェンタドールでも用意されるオプション(ただしカーボン製のエンジンベイがセットになるのはウラカンのみ)。

鍛造ホイール(MIMAS)+ブラックペイント 682,020円

これもクリアエンジンボンネットと並んで最も高価なオプション。
この両方で136万円というトンデモナイ価格となっています。
ただしぼくはホイールを重要視しており、軽量性と真円度などを考慮すると、高額であっても鍛造ホイールを選びたく、これも後悔のないオプション(ただしウラカンの場合は標準ホイール”ジアノ”も結構軽く精度が高いようで、かつ標準ホイールのデザイン性も高いため無理にこれを選ぶ必要はないかもしれない)。

スタイルパッケージ 178,092円

一部のカラーがブラックになるだけでこの価格?というオプションですがぼくにとっては重要なもので、というのもガヤルドでは装着しなかった(というかぼくのガヤルドは限定車で仕様が決まっており選べなかった)ことが悔やまれるもの。※ガヤルドのスタイルパッケージとはブラックにペイントされる場所が微妙に異なる
加えてマフラーエンドもブラックになるというおまけつきで、ぼくはこれまでに乗ってきた車の多くのマフラーエンドをブラックにペイントしてきたということもあり、真っ先に選択したオプションでもあります。
これも当然後悔はないものですが、オプションのスポーツエキゾーストを選んだり、社外マフラーを選ぶ場合は「マフラーエンドがブラック」ということに意味を見いだしにくくなるので、後々のカスタム計画に合わせて選ぶと良いかもですね。

ブレーキキャリパーペイント(イエロー) 122,688円

ブレーキキャリパーは標準だとシルバーで、オプションでブラック、レッド、イエロー、オレンジ、グリーンを選択可能。
これは単純に好みの問題そして組み合わせるボディカラーにもよりますが、イエローを選んで後悔はありません。
フェラーリやマクラーレンでも同様ですが、ブレーキキャリパーのカラーを(有料ですが)選べるのがこのクラスの車の標準と言ってよさそうです。
なお、ぼくがウラカンを購入したときには「グリーン」という選択肢がなかったのですが、今であれば(珍しい色なので)グリーンを選びたいとも考えています(ただしイエローのほうがランボルギーニ・エンブレムとの相性は良い)。

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ランボルギーニ・ダイナミック・ステアリング(可変ステアリングレシオ) 232,740円
流体磁性ダンパー(マグネト・レオロジック・サスペンション) 327,450円

これらはまとめて論じたいと思いますが、ガヤルドにはなく、そしてアヴェンタドールにもない、ウラカン発売時の「新オプション」。※アヴェンタドールSVには装着されている
流体磁性ダンパーはアウディの技術を用いていると思われますが、この可変ステアリング、そしてダンパーは個別ではダンピングやレシオを設定できず、ドライブモード(ストラーダ、スポーツ、コルサ)に合わせて自動的に設定が変更になります。
よって、「どう変わったのか」がわかりにくいオプションであり、「つけて良かったか」と言われると判断に困るものでもありますね。
サスペンションだと、例えば街中用に「コンフォート」等の「標準より柔らかくなる」設定があったり、そもそもサスペンションだけを(メルセデスAMGのように)個別に設定できると良いのですが、そこがないのはパフォーマンスが高すぎる車であり、ユーザーに設定を任せるとバランスが崩れると考えたためかもしれません。
なかなか難しいかもしれませんが、装着車/非装着車とを乗り比べないと判断が下せないオプションですね。

パーキングアシスト(パーキングセンサー+カメラ) 381,888円
「なんだこの異常な高さは」という感じのオプションですが、一回ヒットすると軽くこれくらいの額が修理費用として飛んで行くので、やはり装着したいものですね。
ただしリアカメラだけだと後付けで5〜7万円くらいで装着が可能と思われ、「社外品でもOK」と割り切れば大きく費用を削れる部分でもあります(これは正直かなり迷った)。
しかも後付けの方が画質が良く、ここは他に選択するオプションそして予算との兼ね合いですね。
インテリア・ビコローレ・エレガンテ(ホワイト内装) 136,152円
ウラカンの内装は「エレガンテ(シートが単色でシックな色から選択)」、「スポルティーボ(シートがツートンカラーになりレッドやオレンジなどビビッドなカラーから選択)」の二つのラインがありますが、ぼくはあまりウラカンをスパルタンにしたくなかったのでエレガンテを選択。
純白のシートはそれなりに気を使いますが、まず他に選択する人はいないと思われ、かなり満足感の高い選択であったと考えています。
現在はステアリングホイールをイタリアントリコローレに張り替えて(+樹脂パーツホワイト塗装)いますが、これとホワイト内装との相性もまずまずと自画自賛しており、この選択で自分的には間違いなかったと考えているところ。

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コントラストステッチ(黒部分に白ステッチ) 68,256円
これは結構高い(元からあるステッチの糸の色が変わるだけ)のですが、インテリアがぐっと引き締まるので割とおすすめのオプション。
これも「選んで後悔なし」の選択ですね。
ドアカーテシーランプ(プロジェクター)24,047円
バルブキャップ 16,038円

この二点は購入後に選んだものですが、これも一般的に考えるとかなり高価なパーツ。
ただしこの二点はウラカンを売却して別のランボルギーニ車に乗り換えたとしても「移設」できるので結局は割安なんじゃないかと考えています(カーテシーランプは同じメーカーである限り、世代が変わっても部品はなかなか変わるものではない)。

さて、逆に装着しなかったオプション(購入時には選択できなかったものもある)で主なものは下記の通り。

スポーツエキゾースト 80万円くらい?
エアロキット 240万円くらい
エステキット 24万円くらい
カップホルダー 8万円くらい
盗難防止システム 75,492円
ブランディングパッケージ 95,580円

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これらの中で特に装着しなかったことを後悔しているものはありませんが、強いて言えば「ブランディングパッケージ」は装着しておけばよかったなあ、と思うときがあります(盗難防止システム以外はその気になれば後付けできる、というのもある)。
ブランディングパッケージは左右シートのヘッドレストにランボルギーニ・クレスト(エンブレム)が型押しされ、グローブボックスに「Lamborghini」のロゴが入るもので、ウラカン注文時には「割高」と感じたものの、やはりせっかくのランボルギーニですので乗降時や乗車中の満足感を高めるためにも装着しておいて損はなさそうですね。

こうやって見返してみると、もう一回ウラカンを購入するとしても「結局は同じ仕様」になりそうですが、今は「アド・ペルソナム」が導入されていて選択肢が多くなっている分、現在よりも多くのオプションを装着するかもしれません。
特にボディカラーにおいては、ル・マン・ブルーのような鮮やかなブルーを選んでみたいと考えています(それでもやっぱり内装はホワイト)。

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