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メルセデス・ベンツ「EQ」は2025年までに登場。あと10年の間に何が起きるのかを考える

2017/08/31

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Generation EQ, Exterieur ;Generation EQ, exterior;

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メルセデス・ベンツがパリ・モーターショーで発表したフルエレクトリック・ビークル「EQ」ですが、2025年までには発売の見込み、とのこと。
現時点での仕様は前後アクスルに1つづつのモーターを使用し、402馬力を発生し航続可能距離500キロというもの。
メルセデス・ベンツによると市販バージョンのEQはコンセプトモデルに近い未来的な外観を持つとのことですが、現時点でもテスラ・モデルXは500キロ以上の航続可能距離を持っており、ここでどうやってメルセデス・ベンツが差異を出すのかはちょっと興味があるところです。

今は2016年なのであと10年近くありますが、その頃には世界が大きく変わっていると思われ、オランダはじめ欧州各国で電気自動車とハイブリッド、PHEV以外の販売が禁止されているかもしれませんし、小型核融合炉が実用化されているかもしれません。
もし核融合炉が実用化されれば電気代はタダのようなものになり、一気にEVの普及が進むかもしれませんね。

Generation EQ, Exterieur ;Generation EQ, exterior;

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現時点でのEQの航続可能距離は500キロですが、あと10年もすればバッテリー性能の向上で「同じ容積でも1000キロ」走れるようになるかもしれません(BMW i3は2年で航続可能距離が1.5倍に)。
はたまたバッテリーに変わるパワーソースがメインになっているかもしれません。
10年先のモデルをこの時点で発表するとはメルセデス・ベンツも気が早いようには思われるものの、テスラやBMW「i」ブランドに対抗するには早めに意思表明を行い、発売までにも定期的にプロモーションを行ってゆく必要があったのかもしれませんね。

Generation EQ, Interieur, fahrerorientiertes Cockpit ;Generation EQ, interior, driver-oriented cockpit;

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なお現在のEVの普及速度は一般に(以前)想像されていたよりも速く、まさかぼく自身も2015年の時点でEV(BMW i3)を購入することになろうとは思いませんでしたが、それを考えるとおそらく「これから」の変化度合いはもっと速いのかもしれませんね。

関連投稿:メルセデス・ベンツがフォーミュラEに参戦。EQブランドの認知度向上が目的か

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メルセデス・ベンツがフォーミュラEへの参戦を表明。
2018-2019シーズンにおいて参戦するもので、すでにこれは受理されている模様。
いまのところ参加チームでメジャーな自動車メーカーだとジャガーとルノーのみですが、ポルシェはバッテリー供給での参加を考えており、そして今回メルセデス・ベンツが参入するとなるとちょっと(フォーミュラEの)流れが変わるかもしれませんね。

ちょっと前までフォーミュラEは「F1にあぶれたチームの新天地」的なイメージがあったものの、メルセデス・ベンツの参加によって雰囲気が変わりそうです。
なおAMGではなくメルセデス・ベンツとしての参戦になるようですが、これは「EQ」をパリ・モーターショーにて発表したのがメルセデス・ベンツ名義であったことに関連するのかもしれません。
こうなるとぜひBMWにもフォーミュラEに参加して欲しいところですね。

2017シーズン参加チーム
・ABTシェフラー アウディ―スポーツ、
・アンドレッティ フォーミュラE
・ファラデー・フューチャー ドラゴンレーシング
・DSヴァージン レーシング
・ジャガー レーシング
・マヒンドラ レーシング
・ネクストEV ニオ
・ルノーe.ダムス
・テチーター
・ヴェンチュリー フォーミュラE
関連投稿:大丈夫か?メルセデス・ベンツのEVブランド「EQ」のバッテリーは中国製、車体も中国生産となる模様

Generation EQ, Exterieur ;Generation EQ, exterior;

メルセデス・ベンツはBMW「i」ブランドに対抗するため、新しく「EQ」ブランドにてEVを展開する予定ですが、2025年までにはEQブランドから10台のエレクトリックカーを発売する見込み。
1兆1000億円を超える規模の投資を行う計画を持っているものの、組み立て工場は中国に建設し、バッテリーも中国から調達することを考えているようです。

というのもメルセデス・ベンツは近年の中国における販売の大きな伸び(28%ほど伸びている)に魅力を感じており、EVにおいても中国が最大マーケットになるとの予測から中国でのアッセンブリーを計画している模様。
中国で組み立てるメリットとしては、まず人件費が安いこと、作った土地で売るので輸送費が安いこと、そして中国から見て「輸入」扱いにならないので関税がかからないこと。
これらを勘案しての判断なのだと思いますが、中国は何かと「爆発」することで有名であり、とくにバッテリーを中国から調達して大丈夫か、と考えたりします。

なお、中国とその他の国とで異なるのは、中国には安価なEVを作るメーカーが多数ある、ということ。
そのため他の国だとEVは「高価で、環境を気にする高収入な人が乗る乗り物」という感じですが、中国では「所得が低くても買える乗り物」というイメージ。
いうなればEVに対しては中国と他の国とで真逆のイメージがあり、購買層も大きく異なると考えられ、かつ多くの格安EVメーカーがある中国で、これまでのメルセデス・ベンツ同様に販売できるのかどうかはちょっと疑問。

もしこのまま工場を中国に建設して製造・販売し、しかし中国で売れなかったとしたら、次は逆に「中国産EVを他の国へと輸出」するのは難しく、ここでコケると致命的ではないか、と考えたりします。

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