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VWがトヨタを抜いて世界一になる可能性。中国市場で大きく伸ばし8万台差をつける

2017/05/18


VW-GOLF-GTI-CS-0

フォルクスワーゲンがどうやら2016年の販売台数において世界ナンバーワンになりそうな勢い。
9月末の時点で761万台を販売し、前年比で2.4%増加。
一方トヨタの伸びは0.4%にとどまり台数だと753万台の販売となっています。

VWがディーゼル不正事件にもかかわらずここまで販売を伸ばしたのは驚異的で、おそらくはかなりな値引き販売をして在庫を現金化したものと思われ、在庫以外にも薄利といえども利益が出るものは生産を重ねたことが予想されますね。

なおVWとトヨタとの明暗を分けたのは中国市場のようで、トヨタが一台車を売る間にVWは3台売れている状態であり、昨年比で11%もの成長を記録。
さらにトヨタにとって不幸だったのは鉄鋼サプライヤーの工場爆発、そして地震の影響による一時的な工場の閉鎖。
加えてガソリン価格の低下もあってトヨタ得意のハイブリッド車が北米市場で売れなくなったこともあり、アクシデントが重なったとも言えますね。

ちなみにアウディ、ポルシェも大きく販売を伸ばしており、特にアウディはVW同様に中国での販売が好調であったとのこと。
台数ベースでアウディはメルセデス・ベンツとBMWを抑えており、VW同様にいち早く中国市場に進出し現地企業との合弁など対策を進めてきたことがこの勝因とされています。

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関連投稿:VWはディーゼル不正にもかかわらず販売伸長。8月は7.1%の増加で中国が飛躍的な伸び

Volkswagen Beetle 1

ディーゼル不正問題で大きく揺れたフォルクスワーゲン。
一時はランボルギーニとドゥカティを売りに出すという噂まで流れましたが、フタを開けるとセールスは減るどころか伸びており、8月単月では7.1%の増加。
さらには1月から9月までの累計でも2.4%の増加となり、ディーゼル不正事件の影響なんのその、という感じですね。

ブラジルがやたらと減っていますが伸びているのは中国で、単月もしくは累計でもナンバーワンマーケットのヨーロッパを抜きそうな勢いです。
ただし中国市場では大きな不安もあり、ひとつは中国の成長鈍化。
中国はバブルが弾けるといわれながらもなかなか弾けることもなく、景気後退となっても軟着陸するとは思いますが、それでもこれだけ大きな市場がシュリンクするのは影響が大きそうです(しかしこれはまだ先と思われる)。

vw-group-sales-2016-september

もうひとつは「中国メーカーの台頭」で、これはVWなど欧米の自動車メーカーとの合弁によって力をつけた中国自動車メーカーの販売が伸びるのでは、ということ。
輸出という点ではまだまだ競争力を発揮できないと思いますが、中国国内という点においては相当な競争力を持つ可能性があり、たとえばスマートフォン市場にてiPhoneが中国メーカーのスマートフォンに大きくシェアを食われてしまったのと同様だと思います(その前だとノキアやモトローラが同じようにシェアを落としている)。

自動車においても現に中国メーカーのランキングが向上しており、ここがもっともVW、もしくはほかの中国市場をメインと考える量産車メーカーの警戒するところかもしれません。

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