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カリブル ドゥ カルティエ ダイバーを買った。ブラックとゴールドとのコンビがセクシーな一本

2016/12/16

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さて、カルティエの腕時計、「カリブル・ドゥ・カルティエ・ダイバー」を購入。
「カリブル ドゥ カルティエ ウォッチ」シリーズのダイバーズモデルとなりますが、カリブル ドゥ カルティエ ウォッチ自体は2010年に発表された新シリーズ。
これまでのパンテール、パシャ、サントスなどの(カルティエにおける)腕時計ラインアップについて「男女ともにモデルがラインアップ」されるのに対し、この「カリブル ドゥ カルティエ」は男性専用であることが最大の特徴。

そのためにかなり思い切ったデザインを行うことができ、重厚感やダイナミックさという点ではこれまでのカルティエの腕時計において群を抜く出来だと思います。
2014年にダイバーズモデルが登場していますが、実はダイバーズウォッチは「カルティエ初」(パシャはお金持ちがプールサイドで着用するためのものでダイバーズではない。ぼくも持っていますが)。

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加えてダイバーズを名乗るために国際規格のISO6425をクリアし300メートル防水、逆回転防止ベゼル、スーパールミノヴァなど必要なスペックを持っています(そのため、ベースのカリブル・ドゥ・カルティエのようなスケルトンバックではなくなったのが残念)。
そのダイバーズも2015年にはこのADLC(ブラック)加工を持ったモデルや、ブルー文字盤+ベルトのモデルが投入され、今回ぼくが購入したのはADLC加工+ピンクゴールドのコンビモデル。
ステンレス地ケースのモデルや、コンビではないADLC加工モデルの購入も考えましたが、「これほどゴールドとのコンビが似合うモデルもないだろう」と考えて今回はコンビモデルを購入しています。

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ゴールドとのコンビが似合うモデルとしてはほかにシャネルJ12がありますが、こちらはサイズが小さく、しかしこのカリブル・ドゥ・カルティエ・ダイバーはケース径42ミリと比較的大型でインパクトがあります。
加えてストラップを固定するビス、リューズガードを固定するビスもゴールドとなっており、この部分がメカ好きのぼくの物欲をくすぐるわけですね。
ほかにはベゼル、リューズ(ファセットつき)、針、文字盤の一部もブラックとなっていて、これらもブラック部分とのバランスや対比が素晴らしいと考えています(下の画像はシャネルJ12ブラックセラミック×ゴールド)。

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今回は先のロレックス・ヨットマスター購入時に求めた「さりげないオシャレ」ではなく「インパクトのある腕時計」を求めての購入なので、その意味ではかなり満足度は高いと考えています。
競合はブルガリ・オクト・バイレトロですが、相当に迷った挙句、細部の仕上げを重視しての選択ですが、仕上げについては同じジュエラーでもカルティエのほうが一枚(以上)ブルガリよりも上手だと考えており、針(ハンズ)やインデックスの仕上げにそれは現れます。
表面に歪みがなくエッジがしっかりしているというのがぼくの見立てですが、よく見るとカルティエとブルガリとの間には大きな差がある、とぼくは考えているのですね。

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加えてカリブル ドゥ カルティエは文字盤上のインデックスが大きく、この腕時計がチラリと袖口から覗いた時の格好良さがなんともいえないのだとぼくは考えています。

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装着感としてはラグが大きく湾曲(腕の形に添うようになっている)しているので、けっこう重い部類にかかわらず、上に装着した時にフィットし「回転しない」なが良いですね。
同じようなつけ心地だとロレックスがありますが、やはり重量バランスに優れる腕時計は「身につけていても重く感じない」ものだと実感します(オーデマ・ピゲ・ロイヤルオーク・オフショアクロノ、ベル&ロスBR-01/02はぼくの腕のサイズだと回転してしまう)。

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ちなみにぼくは質実剛健な腕時計メーカーの腕時計(パテック・フィリップ、ロレックス、IWC、ジン、ホイヤー、パネライなど)よりもジュエラーやデザイナーの腕時計を好む傾向にあり、たとえばこのカルティエやブルガリ、ルイ・ヴィトン(タンブール)、ベル&ロス、シャネルなど。
腕時計メーカーではありますが、デザイン性を重視するウブロ、オーデマピゲも大好きなブランドですね。

なお、ぼくも多くの腕時計マニアと同様に「宝飾腕時計は邪道」と考えていた時期もあったのですが、ランボルギーニを購入して以来「ゴールド」というカラーに急に興味が出てきたことや、年齢的にステンレスの腕時計を若者と同じように身につけるのに抵抗が出てきたこと、いろいろな事情によって「それなりの」場に顔を出すことが多くなったこともあり、最近ではゴールド(金無垢)もしくはコンビモデルに対して興味を持つようになっています。

カルティエはしばらく前まで腕時計については内製率が低く、多くのパーツを「仕入れて」おり、そのために一つの腕時計が完成するまでの「動線」は数キロあったと言われたものの、現在はほぼすべてを内製するに至り、同じく一つの腕時計を完成させるための動線は「数百メートル」と生産効率も向上。

カルティエはリシュモングループの中核を成す企業ですが近年はグループ全体の売上低下が深刻で、そのため高級ブランドとしては異例の「大幅値下げ」を日本でも今年実施。
さらにはちょっと前の円高の恩恵もあって並行モノが安く出てきたので「今しかない」というタイミングでの購入です。

なおリシュモングループはルイ・ヴィトンを中核とするLVMHグループに次ぐ多国籍企業ですが、保有するブランドとしてはまずカルティエ、そしてボーム&メルシエ、IWC、ジャガー・ルクルト、A.ランゲ&ゾーネ、オフィチーネ・パネライ、ピアジェ、ロジェ・デュブイ、ヴァシュロン・コンスタンタン、ヴァンクリーフ&アーペル、ラルフ・ローレンmpジュエリー、時計部門、モンブラン、ダンヒル、クロエ / シー・バイ・クロエなど。
宝飾に強く、バッグやアパレルは少ないイメージ。

参考までにLVMHグループはルイ・ヴィトンを筆頭にロエベ、セリーヌ、ケンゾー、エミリオ・プッチ、ベルルッティ、ディオール/クリスチャン・ディオール、フェンディ、ジバンシー、ダナ・キャラン、マーク・ジェイコブス、ゲラン、パルファム・ジバンシィ、タグ・ホイヤー、ショーメ、ウブロ、ゼニス、ブルガリなどで、こちらはアパレルやバッグ、そしてここには記載していませんが種類に強いといった感じですね。

もう一つ参考までにケリング・グループの保有ブランドはアレキサンダー・マックイーン、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタ、ブリオーニ、グッチ、プーマ、サン・ローラン、ステラ・マッカートニー、ボルコム、ブシュロン、ジラール・ペルゴ、ポメラート、ユリスナルダンなど。

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