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ランボルギーニ・ウラカンの内装に仕込んだLEDムードランプの色調を変更してみた

2016/12/14

ぼくのランボルギーニ・ウラカンには青色LEDイルミを仕込んであります。
主には二箇所で、ルーフ内張り(マップランプのところ)とセンターコンソール内側。
この二箇所はそれぞれ別メーカーの青色LEDを使用しているということもあり、おなじ「青色LED」でも微妙に色調が違うのですね。

ルーフの方は紫に近い青で、センターコンソールのほうが緑に近い青なのですが、この微妙な色調の違いがイマイチ満足感を殺いでいます。
こちらがルーフ側(周囲が明るくわかりにくいですが、青い点のようなものがLEDイルミ)。

こちらがセンターコンソール(画像では色調の相違がわかりにくいですが)。

よって、今回は両者の色調を近づけるためにちょっと小細工をしてみます。
ぼく的にはルーフ側の紫っぽいブルーのほうが好みなので、センターコンソール側をこの色調に近づけることになりますが、このLEDはフルカラーLEDではないので発光色そのものをコントロールするのは不可能。
よって発光面にクリアレッドを塗り、「ブルー+レッド=パープル」にしよう、というわけです。

使用するのは手元にあったクリアレッドの塗料。
模型用ですが、経験上これで十分に用が足ります。

LED発光ユニットを引き出し、レッドを面相筆でチョンと載せ、乾燥後に発光させると目論見通りパープルっぽいブルーになり、これで色調変更作業は終了(やはり画像ではその差がわかりにくいですが)。
あとはLED発光ユニットをもとにもどして完了。

なおぼくはこれまで所有してきた車の「すべて」にはこういったLEDイルミネーションを仕込んでいます。
単に「暗いのがあまり好きではない」こと、「きらびやかな方が好き」といったことが理由ですが、ウラカンにおいては内装にホワイトの部分が多く、このホワイト部分がブルーの発光色を淡く反射し、それなりに妖しい雰囲気に。

さらに言うと「仕込むLEDの発光色」はその車の内装やもともとのイルミネーションに合わせるようにしており、たとえばミニクーパー(R56)に乗っていたときは、BMWのらしくオレンジ色の照明がもともと用いられていたので追加する照明もオレンジを使用しており、ポルシェ911カレラの場合は内装が「ベージュ」だったのでブルーやレッドの発光色とは相性が悪く、上品に見えるであろう「ホワイト」LEDを使用したり、といった感じですね。

関連投稿:ランボルギーニ・ウラカンに内装LED照明をインストール。完成編

前回からの続きです。
まずはテスト点灯。
ぼくのウラカンの内装はホワイトなので、当初は白色LEDのほうがマッチするかと考えていたのですが、実際に装着してみるとブルーのほうが相性が良いようですね。

なお製品はエーモンのもの。
オートバックスで簡単に手に入るものです。
画像の黒い物体ははLEDカスタム発光ユニットの外側に装着するカバーですが、もともとはグレーのものを、質感を高めるためにつや消しブラックにて塗装しています(内装色を考えるとマットホワイトで塗装したほうが良かったかもしれない)。
この製品についてはLED素子が1個(シングル)のものと3連のものとがありますが、ぼくはシングルを選択。
3連だと明るくなりすぎてしまうためです。

裏面。
車両に固定するための両面テープを貼り付けています。
これを車両側にペタっと貼り付けるわけですね。

テスト点灯。
照明を上から下向きに照らしています。

今度は下から上に。
色々と試した結果、下から上に照らしたほうが光が拡散するようですね。
なお、手始めにこの場所を選んだのは、白い内装部分に光が反射して雰囲気が出るだろう、と考えたため。

欲を言えばこの場所に加えて左右ドアのポケット部分辺りにも照明を仕込みたいのですが、ドアの内張りを剥がすのは敷居が高く、スピーカーを入れ替える時などに同時に作業しようと考えています。
そのため、LEDイルミネーションは現時点でこのセンターコンソール一箇所のみの追加。

テストを行い、照射角度も決まったので両面テープにてLEDユニットとカバーを内装に固定。
もちろん配線は見えないように隠してあります。
下の画像は夜間、暗い環境で見たもの。
今までも他の車に内装照明を取り付けてきましたが、ときに照明が明るすぎて光がウインドウに反射し、夜間に車の外が見えなくなることがある(もちろんその場合は調整する)ため、照明の明るさは実際の夜間の環境にて確認する必要があるのです。

なお、ドアをアンロックして乗り込んだ状態。
このとき、まだ青色LEDは光っていません。
シートが白く見えるのは、ルーフ照明(ホワイトLED)がシートを照らしているため。

こちらがアクセサリー電源オンの状態。
ルーフの照明が消え、LEDが発光します。

光を拡散するように角度をつけているので、左右に広がった光がドアハンドルなどの金属調パーツに反射していますね。
これはこれで雰囲気が出ていると思います。
ウラカンの内装照明およびメーターのカラーは「レッド、ホワイト、ブルー」の三色が用いられますが、そのためにブルー照明はマッチングが悪くない模様。

正面から見るとこんな感じ。
運転席にタオルを敷いているのは、作業中に汗でシートを汚さないため。

内装色とムードランプ(イルミネーション)との相性は重要とぼくは考えていて、ホワイト内装だとホワイト/レッド/ブルーの発光色、ベージュ内装だとオレンジ、ブラック内装だとブルーもしくはレッドのイルミネーションが(経験上)相性が良いようですね。
ベージュやグレーの内装に青色LEDを使用すると、もとの内装色がなんとなく「どんより」見えてしまうことがあります。

ウラカン納入時には内装イルミネーションのインストールも念頭にいれてホワイト内装を選んだのですが、もしインテリアテーマ「エレガンテ」に明るいレッド内装があれば、そちらを選んでいたと思います(”スポルティーボ”には鮮やかなレッドがあるが、”エレガンテ”には茶色に近いレッド内装しかない)。
そして、もし明るいレッドの内装であったなら、イルミネーションの色はレッドで決まり。
レッド内装にレッド照明はかなり「怪しく」、しかし格好良いのでは、と考えています。

※「スポルティーボ」は文字通りスポーティーな内装で、シートやセンターコンソールがツートンカラー仕上げ。「エレガンテ」はシート+センターコンソールのレザーが単色になり、こちらのほうが着色(選択した色が反映)される面積が大きい

関連投稿:ランボルギーニ・ウラカンに内装LED照明をインストール。配線編

ランボルギーニ・ウラカンに内装照明を取り付け(画像は完成状態)。
発光色はホワイト、ブルーとで迷ったのですが、両方とも取り付けてみた結果、ブルーを選択。
ブルーのほうが近未来的な雰囲気もありますし、いかにも「付けた」という雰囲気があります。

取り付けに当たって、電源は足元のヒューズボックスから分岐。
助手席側のマットを剥がすとカーペットにサービスホール(マットの切り欠き)が。

これをめくるとロックが出現。

ロックは合計4箇所ですね(右上、画像に写っていないところにもう一箇所ある)。
これをコインで左に回すとロックが外れ、このパネルを取り外すことが可能に。
このロックはランボルギーニが好んで用いるのか、エンジンベイにも(ガヤルド時代から)使用されています。

パネルを外すとヒューズボックスが出現。
ガヤルドの場合はヒューズボックスがむき出しだったのですが、ウラカンではしっかりとパネルで隠されています。
このあたりもエキゾチックなスーパーカーから「普通に乗れる車」へと進化した部分と言えますね。

ちなみに、カーナビ取り付けを納車前から考えており、ランボルギーニ大阪さんにてACC電源、アース、車速センサーを取り出してもらっていたので、そこから電源を取ります。

その後、LED照明側と結線。
ハンダにてしっかり接続したのち、収縮チューブを巻きます。

さらにその上から絶縁テープ。
重要なパーツが集まっている部分でもあり、「絶対になにかあっては」ならない部分なので、念には念を。

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