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新興EVメーカー、ファラデー・フューチャーが120億円を超す未払いで訴えられる

2017/09/07

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Faraday Future EV concept

工場建設が保留になって資金繰りが心配されたり、その噂を打ち消すかのようにCESでそのプロトタイプを公開したり、さらにはフェラーリよりも優れる加速を示す(と思われる)動画を公開しているフェラデーフューチャーですが、今回は新たに350億円以上の負債があることが発覚。

これらは主にサプライヤーに対してのもので、となると実際に車両を製造しようとしてパーツを発注していたということになり、それでも生産ができない何らかの理由があった(まず工場を建設する資金が尽きたのかも)ようですね。

工場を建設する予定だったラスベガスの財務局からは「ファラデーフューチャーはお金を持っていない」と言われており、さらに今回は120億円を超える未払いにて訴えを起こされているようで、かなりな窮地に立たされている模様。

ファラデー・フューチャーは中国資本となるので、愛国心の強い中国人のお金持ちから資金を募ったり、消費者に対しては「今保証金を払っておけば発売時に安く買える」というようなインセンティブを与えてお金をかき集めるなど行きらでも方法があるだろうと考えるのですが、もしかするとそう言った(例えばテスラのような)ビジネスセンスに欠けるのかもしれません。

おそらくこのまま立ち直ることはできないと思われますが、この工場建設予定地についてはどこかが「漁夫の利」で安く取得するかもしれない、と思います。

関連投稿:ファラデーフューチャーが資金不足で「ギガ・ファクトリー」から「ミニ・ファクトリー」に変更。競争脱落か

ファラデー・フューチャーが計画していた工場「ギガ・ファクトリー」を「ミニ・ファクトリー」へと変更。
おそらくは資金難が原因と思われますが、CESにて公開した新型車、FF91の評判があまり良くなかった(デモにおいても失敗していた)のかもしれませんね。
なおファラデー・フューチャーはラスベガスからも投資を受けているものの、ラスベガス側からは「ファラデーは全くお金を持っていない」、建設業者からは「支払いに応じない」とコメントされています。

加えて建設業者からは支払いを求める訴訟を起こされているのが現状で、この状況で向上規模を縮小して建設したとして、土地取得にかかった費用、これまでの開発費、借り入れた資金を返済できるのかは全く不明。

これで生産能力が一気に減少することになりテスラを脅かすのは難しくなりましたが、同様のスタートアップ企業、ルシードモータースが一歩競争には有利になったとも言えそうですね。

なおファラデーフューチャーは中国資本ということで莫大な資金を持っているイメージではあったものの、いかに「自動車メーカーを作るのが難しいか(資金的にも技術的にも)」を垣間見たように思います。

関連投稿:やっぱり?謎のEVベンチャー、ファラデーフューチャーの1100億円工場の建設が保留に

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これまでも1000馬力を超える出力を誇るハイパーEVを発売すると公言したり、「ホイールを再発明する」と豪語していたファラデー・フューチャーですが、資金繰りが悪化したようで、ラスベガスに建設を予定していた総工費1100億円規模の工場建設が一時休止に。
あちこちへの支払いが滞っているなどの噂もあり、事実は定かではありませんが、もしかするとこのまま計画が頓挫、ということにもなりかねません。

なおファラデーは中国LeEcoが支援するプロジェクトですが、LeEcoはLeEcoでまた別にエレクトリックハイパースポーツを発売する計画があり、そのあたりちょっとややこしいですね。

ファラデー・フューチャーはすでにプロトタイプを製造しテスト走行を繰り返していたほど現実味のあるプロジェクトで、アップルカー(プロジェクト・タイタン)が中止になりそうな段階でアップルからエンジニアを大量に引き抜く、韓国LGと2500億円規模のバッテリー供給契約を結ぶなどの動きを見せていましたが、ここへきて「まさか」の状態ですね。


関連投稿:フェラーリだってブッチギリですよ。ファラデー・フューチャーが衝撃動画を公開

資金難にあえぐファラデーフューチャーですが、一方では積極的なプロモーションを展開。
先日はフェラーリ488GTB、ベントレー・ベンテイガ、テスラ・モデルXを用意してそれらよりも速いと匂わせる動画を公開していますが、今回はその動画の続編を追加公開しています。

この動画は衝撃的の一言で、ゼロヨン番長のテスラ、0-100キロ加速3秒を誇るフェラーリ488GTBにも完勝。
ファラデー・フューチャーはガスタービンエンジンで発電を行うTREVを最初に公開して世界を驚かせ、その出力は1000馬力以上。
そちらのハイパーカーであればまだしも、量販モデルとなるSUVがあっさりとアメリカ、イタリア、イギリスのハイパフォーマンスカーを打ち負かしたということになり、事前に予想できたとはいえどもやはり驚きではありますね。

関連投稿:フェラーリ488GTB、ベンテイガ、モデルXより速い。ファラデー・フューチャーが挑戦的な動画を公開

経営危機が報じられたファラデー・フューチャーですが、その後そのウワサを否定するかのように積極的にプロモーションを展開。
まずはその新型車のフロント/リアのティーザー画像を公開していますが、今回は実際に走る動画を公開。

この動画ではなんとフェラーリ488GTB、ベントレー・ベンテイガ、テスラ・モデルXとの加速競争を動画にて公開しています(結果はこの動画ではわからず、続編でのお楽しみ)。

なおフェラーリ488GTBは0-100キロ加速3秒、テスラ・モデルX P100Dは2.9秒、ベントレー・ベンテイガは4秒。
おそらくは続編の動画でこれらを「打ち負かす」様子が公開されると思いますが、新興メーカーまたは車種がその性能をアピールするのにその分野のトップランカーを倒す様子を公開するのは常套手段(日産R35GT-Rがポルシェ911ターボをターゲットにしたのと同様)。

おそらく航続可能距離においてもテスラ・モデルXと同等かそれを超えるスペックを持ち、価格においても優位性を持たせてくるとは思いますが、現実的に発売されればテスラにとっては大きな脅威となるかもしれませんね。

現在テスラは「モデル3」の生産の見通しが不透明ですが、ぼくであればモデルXの対向ではなく、この「モデル3」の予約客をごっそり持って行けるような低価格EVを発売し、一気にシェアを拡大する戦略を取るだろう、と考えています(釣り堀の中にいる魚を釣るようなもの)。

ただ、ファラデー・フューチャーがそれを「やらない」のは、テスラと同じように生産能力に不安があるからかもしれませんね。

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