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GM、FCAが相次ぎレイオフ/生産休止。セダン、クーペは急激に需要が低下中

2017/07/24

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GMがデトロイト工場において1300人の工員をレイオフ。
これはディーラーでの在庫が過剰となったために生産調整を行うためだそうですが、シフトが約半分になる模様。
なおGMはこれまでの11か月において、シボレー・ボルト、インパラ、キャデラックCT6、ビュイック・ラクロスなど「2015年の倍」の台数を生産してきたとのことで、それだけの数を生産したのであれば「やむをえない現象」かもしれませんね。

同様にFCA(フィアット・クライスラー)もカナダの工場を需要調整のため来年早々に休止させる、と発表。
ここではダッジ・チャレンジャー、チャージャー、クライスラー300を製造していますが、FCAによると自動車の需要自体がSUVとライトトラックに集中しており、セダンやクーペの需要が低下している、とのことです。

一方ではジャガー・ランドローバーグループやポルシェのように好調なメーカーもありますが、やはり好調なのはSUVのようで、同じFCAにおいてもマセラティ・レヴァンテは数ヶ月待ちという人気になっており、「SUVへの人気偏重」は今後もしばらく続きそうですね。


関連投稿:なぜ急に売れなくなった?マセラティが4度めの操業一時停止

Maserati-Ghibli

かなり深刻に思えるマセラティの販売状況。
今回は工場において4度めの一時生産休止となり、1900人のワーカーに影響する模様。
今回は3月17日から4月4日までの一時休止となり、その間工場の人たちは給料がもらえないことになります。

ハイパフォーマンスカーではランボルギーニやポルシェ、フェラーリ、マクラーレンが軒並み過去最高の販売台数を誇っており、プレミアムカーにおいてもアウディ、BMW、メルセデス・ベンツが好調。
そんな中においてマセラティはおよそ「ひとり負け」の様相を呈しており、しかし復活の見込みもなさそうに思います。

なお2016年は「前年に比べて30%販売が落ちた2015年」よりもさらに販売が落ちる可能性がある、とのこと。

実際にぼくもなんどかマセラティを購入しようと考えたことがありますが、最終的には購入に至らず。
マセラティに魅力を感じるのはそのブランドバリューやデザインですが、一方で自動車としての先進性や走行性能については疑問の残るところで(独自といえる技術や業界でトップクラスと言える”何か”を持っていない)、たとえばジャガー・ランドローバーのように自動車に関する技術に投資を行い開発を進めているメーカーとはここが大きな差となるのかもしれません。
アウディやメルセデスに比較しても先進性という点で勝るとは考えられず、「変わらないこと」が裏目に出ているのかもしれませんね。

これはフィアット・クライスラーの車において共通の課題かもしれず、アルファロメオももしかすると同様の問題に直面するかもしれないと考えたりします。

フェラーリだとターボラグを解消して人の感覚に近いエンジンとギアのマネージメント、ポルシェだとバーチャルホイールベース/ダイナミックエンジンマウント/VTGなど細々とした最新技術、ジャガー・ランドローバーだと透明ボンネットや自転車が後ろから来るのを教えてくれるシステム、アウディだとレーザーはじめライティング技術、マクラーレンだとカーボンモノセル、ランボルギーニだと大排気量NAエンジン+4WDと排他性のあるデザインなどの特徴がありますが、そういった意味ではマセラティにあるのは「過去の遺産」のようなもので、なんらかの変革が望まれるのかもしれませんね(その点ジャガーは現行XJでブレイクスルーを果たした)。

もうひとつ、マセラティは中国依存度の高いブランドでもありますが、中国の景気減速の影響をモロに被っているというのも大きな(販売不振の)原因なのでしょうね。

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