>ベントレー(Bentley)

ポルシェとベントレーのエンジン組立工場が動画で公開。ポルシェはもはやロボットがメインで人が補助

2017/01/23

ポルシェのエンジンを製造する現場の動画が公開に。
以前にもナショナルジオグラフィックでポルシェの工場内部(997時代)が公開されていますが、その際の様子に比べるとさらに機械化が進んでおり、工場で働く人の数が減っているようにも見えます。
なおエンジンの構造も見ることができ、なかなかに興味深い動画でもありますね。

パーツの組付けやボルトの締め込みもロボットが行っており、人間は最終的にロボットでは届かない場所の組み立てを行ったり、組みあがったエンジンを運んだりと、「ロボットの手伝い」を行っているような印象も。
こういった動画を見ると、ロボットによって職が失われる、ということが現実的な恐怖として感じられます。

一方こちらはベントレーのエンジン組み立ての様子。
ロボット化の割合は非常に少なく、「人がメイン」。
逆に人ではできないような力仕事を機械に行わせており、ある意味ポルシェとは対照的です。
どちらがいいのか、またどちらが信頼性の高い製品になるのかはわかりませんが、こちらもやはり興味を惹かれる動画ではありますね。

関連投稿:ポルシェが新型V8エンジンの生産ライン公開。1日に200基を製造可能

ポルシェがV8エンジンの製造ラインを公開。
1日に200台を製造できるキャパシティを持つとのことですが、ゼッフェンハウゼンに建設した新工場内にあるそうです。

このV8エンジンは先日発表された新型になりますがカイエンやパナメーラに搭載される予定で、542馬力のガソリン、416馬力のディーゼルとなり、アウディと一部切開やパーツを共有。
なおVWアウディグループは今後V8エンジンを設計することはないとされており、おそらくはこのV8エンジンがグループ最後のV8エンジンとなりそうです。

2025−2035年位はVWアウディグループの車のうち35%をプラグインハイブリッドにするという計画があり、残る65%も小排気量ターボになると考えられ、今後は大排気量マルチシリンダーエンジンにとっては厳しい時代となりそうです。

なお作業は立って行っており、この姿勢だと先日BMWが公開したようにエクソスケルトンスーツが必要となるのかもしれませんね。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ベントレー(Bentley)
-, , , , ,