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ランボルギーニのコンセプトカー、「Lamborghini Sesto Element(2010)」

2017/05/02


ランボルギーニが2010年のパリ・モーターショーにて発表したコンセプトカー、「セスト・エレメント」。
ランボルギーニ・ガヤルドのコンポーネント(LP570-4のエンジンと駆動系)を使用し、重量999kg、570馬力、パワーウエイトレシオは1.75、0-100km/h加速は2.5秒、というウルトラ級のパフォーマンスを持つ車です。

発表後に市販化がされるとのコメントがあり、価格は邦貨換算で2億3000万円ほど。
20台のみの限定生産で公道走行不可能のサーキット限定。
最高速を目指すのではなく加速とハンドリングに特化したということですが、「全身ほぼカーボン」でできています。

当時自動車メーカーは環境への対応を迫られており、アウディではe-tron(EV)と小排気量ターボ、ポルシェではハイブリッド、ベントレーではエタノール燃料、フェラーリでもバイオフューエルもしくはハイブリッドという方向を模索していた中、ランボルギーニは「ターボは選択肢に無い。ハイブリッドは過渡的技術」として「軽量化」をブランドの技術的コアに据え、セスト・エレメントはそれを体現したモデルでもありますね。

その後ランボルギーニはボーイングやキャロウェイ(ゴルフ)、名古屋の大学と連携してカーボン関連設備に多大な投資を行い、カーボン素材の成形やカーボンコンポジットという従来の繊維状のカーボンとは異なる、安価に成形できる素材を開発したりしています。

VWアウディグループの中で「カーボン」を積極的に取り入れているのはランボルギーニ以外にはなく(後にポルシェがグループ入りしますが)、ランボルギーニからほかのブランドへのフィードが期待されている、という役割もあるのだと思います。

いずれにせよ、セスト・エレメントは新時代のランボルギーニの方向性をよく表したもので、カーボンによる軽量化、そしてエッジの効いたエクストリームなデザインを視覚的に表現したモデルであります。

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