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ランボルギーニ・ムルシエラゴを42万キロ乗ると維持費は5400万円。タイヤ交換は84回

2017/05/06

おそらくは「世界で最も長い距離を走った」であろうランボルギーニ・ムルシエラゴが販売中。
現在の走行距離は418,000キロで、公式に「最も距離が伸びている」と認められているわけではありませんが、まず間違いなく「最長」の記録を持つと思われます。

これは2004年モデルで最初はEVOマガジンの長期テスト用としてEVOマガジンのメンバーでもありスーパーカーレンタル会社「スーパーカー・エクスペリエンス」設立者の一人でもあるサイモン・ジョージ氏によって購入されたもの。
その後レンタル用、またサイモン氏の日常の足として活用され、週に約1000キロ、年間90ものイベントに参加しながら距離を伸ばすことに。

そのコストたるや凄まじいもので、毎年タイヤを14セット(月に1セットよりも多い。1本13万円くらい)、ブレーキパッドもその時ほぼ同時に交換し、ブレーキローターも3万キロに一度交換(1セット15万円)、クラッチは8回交換(毎回エンジンを降ろす必要がある)、エンジンとトランスミッションは無交換ながらもエンジンはこれまでに3回のオーバーホールを経験。
もちろんエンジンオイル、ギアオイル、ブレーキフルードなどの交換も相当回数行なっているということになりますね。

なお2012年には車を借りた顧客が事故を起こし、その破損が大きかったために修理には4年を費やし、修理費用は約1300万円。
その後も以前と同じように距離を重ねていますが、2004年から現在までかかったコストはガソリン1800万円、タイヤ84セット1100万円、整備費用720万円、保険220万円、税金280万円、その他諸々合わせて合計5400万円がかかった、としています。

修理期間の4年を除くとおよそ9年走っており、その間に5400万円が投じられているので年間で600万円ほどが費やされていることになりますが、記録されている範囲艶は大きなトラブルはなかったようで、実際のところかなりタフな車と考えて良さそうですね。

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