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ランボルギーニ・ジャパンが低金利&残価引き上げキャンペーン続行。中古の残価率大幅UP

2017/05/02

ランボルギーニが「月々148000円からウラカン・ペルフォルマンテが買える(36回払い)」というキャンペーンを実施。
これは低金利キャンペーンとなりますが、4月から開始されているもの。
現在ランボルギーニの残価は非常に高くなってきており、3年で65%(ウラカン)、もしくは70%(アヴェンタドール)。
ぼくがガヤルドを購入した時、3年で「50%」だったのでいかに残価(中古市場価格)が高くなったかがわかろうというものですね。

ランボルギーニ・ジャパンのページではアヴェンタドール、ウラカンのローン試算がありますが、アヴェンタドールだとこんな感じ。
据え置き型残価設定ローン「ハイパープレミアムプラン」を活用しており、金利は1.79%となっていて、頭金を1160万円入れる必要がありますが、36回払いでは毎月167,800円で購入が可能。

こちらはウラカン・ペルフォルマンテで、頭金が960万円あれば毎月148,900円で買える、というものです。
なお「残価」の影響は非常に大きく、上述のようにアヴェンタドールは70%、ウラカンは65%。
車両本体価格だとアヴェンタドール4490万円、ウラカン3420万円となっており、ここには1000万円の開きがあるのですが、残価はそれぞれ2910万円と2060万円。
つまり、アヴェンタドールは残価率が高いので、実際の支払いについては「(頭金についてウラカンのほうが少ないのに)車両本体価格の差ほど支払いに差が出ない」ということに。

ちょっと情報をまとめてみましょう。

アヴェンタドールS
車両本体価格 44,904,433円
残価率 70%
残価 29,100,000円
ローン対象金額 33,300,000円
毎月の支払い額 167,800円
ウラカン・ペルフォルマンテ
車両本体価格 34,169,904円
残価率 65%
残価 20,560,000円
ローン対象金額 24,560,000円
毎月の支払い額 148,900円

重要なのは「ローン対象金額」であり、車両本体価格の高低よりも、ローン支払い金額の多寡が実際の支払い時に問題になる、ということですね。
ただし「分割手数料」は残価分にもかかってくるので、金利が高い場合は車両本体金額が高いほど「支払総額」が大きくなるのですが、今回の金利は「1.79%」とかなり低く、よって分割手数料が影響する範囲が小さくなっています。

よって、アヴェンタドールとウラカンの「ローン対象金額」を支払い回数で割ると、それぞれ167,800円と148,900円という額になるわけですね。
車両本体価格は1000万円も差があるのに、毎月の支払額は「18,900円しか変わらない」ということになり、これはかなり衝撃的。

もっと端的な例を出すと、車両本体価格が1000万円で残価率50%の車はローン対象金額が500万円。
車両本体価格2000万円で残価率70%の車だとローン対象金額は600万円。
車両本体価格が1000万円も違うのに、ローン対象金額は100万円しか変わらない、ということですね。

そのためローンで車を購入するときは「車両本体価格が高くても残価率が高い車のほうが結果的に安く買える」という逆転現象が往往にして発生し、ここが残価設定ローンの「イリュージョン」でもあります。

なおホンダNSXは残価設定ローンが使えないので、毎月の支払いという観点からすると「非常に高価な車」になり、仮にこれが3000万円(つまり全額)が「ローン対象金額」になったとしたら、残価率70%の「1億円のランボルギーニ」を3000万円のローン対象金額で購入するのと同じ理論にはなりますね。

なので、ローンで車を購入する時には「車両本体価格だけで判断せずに、支払いシミュレーションをしっかりやってみる」ことが非常に重要。

もうひとつ今回のランボルギーニで驚愕なのが「中古車購入時の残価設定率も引き上げられた」こと。
ランボルギーニの中古車が高値推移している現実を反映してのことですが、3年40%、4年30%、5年20%だった残価率が新しく3年50%、4年40%、5年30%という設定に。
この「3年50%」というのは中古では「異例」と言え、新車でもフェラーリやランボルギーニを除くと通常は(レクサスでも)「50%」なので、いかにランボルギーニの人気が高いか、ということですね。

なおカーセンサーエッジにてガヤルドの登録を見てみると、日本全体だと70台。
ガヤルドの初年度モデルは2004年式となりますが、13年前の2004年モデルでも1000万円を超える価格で販売されているものがほとんどで、その残存価値の高さも客観的に理解できます。

ランボルギーニ・ジャパンのサイトでは現行モデル各種、そして中古車についてもローンシミュレーションが可能

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