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ダッジがヴィン・ディーゼルを起用しマッスル動画作成。ここでチャレンジャーの価格や性能を考えてみた

2017/05/02

「ワイルド・スピード」シリーズのドミニク役で有名な俳優のヴィン・ディーゼル氏がダッジの動画に出演。
これは「ワイルド・スピード・アイスブレイク」にダッジが協賛しており、かつヴィン・ディーゼル氏が劇中で「アイス・チャージャー」を駆っていることに関連していると思いますが、動画のタイトル「The Brotherhood of Muscle」が示す通り、とにかくマッスルな仕上がりに。

動画ではチャージャーSRTヘルキャット、チャレンジャーSRTヘルキャット、デュランゴR/Tが爆走する様子を見ることができます。

なおダッジは「デーモン」を発表するなどとにかく「マッスル」に活路を見出しており、すでにシボレーを押しやって「アメリカンマッスル」の代名詞的存在に(だとぼくは思っている)。
本国でのラインアップは「チャージャー」「チャレンジャー」「ナイトロ」「デュランゴ」「ダート」「グランド・キャラバン」「ジャーニー」「ヴァイパー(これはもう受注受付終了)」。
おおよそぼくらが興味を示すのは「チャレンジャー」「チャージャー」になるかと思いますが、簡単に言うと「チャージャーは4ドア」「チャレンジャーは2ドア」。

ダッジ自体は2011年に日本から撤退しており、現在手に入るのは並行輸入のみとなっていますが、手広く展開しているのは「光岡自動車」で、BUBUブランドにて並行輸入のダッジ各車を販売していますね。

これによると2017年モデルのチャレンジャーSXTで374万円、トップグレードの(デーモン除く)SRTヘルキャットでは862万円。
862万円というと「高い」ようにも思えるものの、エンジンは6.2リッターV8スーパーチャージャーで、出力なんと「707馬力」。
たぶん707馬力の車を862万円で購入できるというのはほかに無いんじゃないか、と考えていて、その意味ではお買い得では、と考えています。

 

たとえば日産GT-R(570馬力)でもっともベーシックな「GT-R Pure Edition」で996万円。
ランボルギーニ・ウラカンRWD(580馬力)、マクラーレン570S(570馬力)は2400万円くらい、600馬力以上だとウラカンAWD、フェラーリ488GTBがありますが、これらは3000万円前後。
カリフォルニアT(560馬力)、アストンマーティンDB11(600馬力)も2400万円前後で、ポルシェ911ターボS(580馬力)は2630万円、価格の割に馬力が出ているAMGだと570馬力のAMG C63S(510馬力)が1348万円、585馬力のS63になると2400万円、600馬力のS65では3200万円くらい。

そもそも700馬力を超える出力を誇る車自体が少なく、アヴェンタドールS(740馬力)やフェラーリ812スーパーファスト(800馬力)といった4000万円クラス、もしくはポルシェ918スパイダー(887馬力)、ラ・フェラーリ(740馬力)、マクラーレンP1(916馬力)などの1億円クラスくらいしか存在せず、そう考えてもダッジの「ヘルキャット」シリーズは格安とも言えます。

もっともチャレンジャーSRTヘルキャットに性能と価格のバランスが近いのは同じアメリカの「シボレー・コルベット」「シボレー・カマロ」と考えられ、コルベットは6.2リッター446馬力で994万円、カマロLTはコルベットと同じエンジンで489万円。
カマロは「馬力あたりの価格」ではもしかすると「スポーツカー中で最安」かもしれませんね。

そういった意味ではチャレンジャー(カマロもそうですが)はもっと人気が出てもよいのではと考えていますが、やはりアメ車だけあって日本だとちょっとサイズが大きいのがネックかもしれません。
なおサイズは本国での数値で全長5003ミリ、全幅1922ミリ、全高1450ミリ、とかなり巨大。

これはメルセデス・ベンツSクラス、BMW7シリーズ、レクサスLS、ポルシェ・パナメーラあたりと同じサイズで、たとえばポルシェ・パナメーラは全長5049ミリ、全幅1937ミリ、全高1423ミリ。
さらに言うならばあれだけ巨大に見えるベントレー・コンチネンタルGTのサイズ(全長4820ミリ、全幅1945ミリ、全高1400ミリ)よりも大きく、とにかくチャレンジャーは「相当にデカい」車と言えそうです。

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今年はビビッドカラー流行か。ダッジもクレイジーカラーを設定(ただし年内のみ)

ダッジが2016年モデルのチャージャーとチャレンジャーにクレイジーカラーを設定。
パープル、ブルー、グリーンなどビビッドなカラーですね。

これらは1970年代に登場したカラーとのことで、ただし今回はは限定採用となるそうです。
面白いのはその「限定」の内容で、9月から年内ににオーダーした場合のみ、という限定。

アメ車はブラックも似合いますが、こういった派手なカラーも似合いますね(というかアメ車にしか似合わないカラーがある)。

こんなヴィン・ディーゼルはイヤだ!レーザーでカットしたハムで「ディーゼルサンド」を作ってみた

ハムとチーズをレーザーにて「ワイルド・スピード」のドム役で有名なヴィン・ディーゼルさん同様にカットし、「ヴィン・ディーゼル・サンド」を作ってしまった男が登場。
まさにテクノロジーの無駄遣いと言った感じですが、上の画像のようにまずはヴィン・ディーゼルさんを3Dスキャン。

その後、スーパーでハムとチーズを大量に購入してきます。

これを一枚一枚、積層することを前提にレーザーでカット。

これらがカットしたハムとチーズ。

ハムとチーズを一枚一枚貼り合わせてヴィン・ディーゼルさんの形に。
ちょっと怖い!

最後には眼球も入れ、パンとピクルスを添えて「ヴィン・ディーゼル・サンド」の出来上がり。

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