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マックオーディオがVWゴルフ7のカスタムカー公開。リアは全部スピーカーに

2017/05/15

マックオーディオがフォルクスワーゲン・ゴルフ7のカスタムカーを公開。
もちろんオーディオメーカーらしく「サウンドマシン」となっていますが、リアのカーゴスペースはアンプやスピーカーで覆い尽くされることに。

ボディはラッピングが施され、19インチ大径ホイール装着にローダウンなど「いかにもカスタムカー」っぽい雰囲気に。
フォルクスワーゲン・ゴルフは価格に比較してパフォーマンスや品質が高く、そのためVWにおいては「稼ぎ頭」。
つまりそのぶん台数が出ているということになり、カスタムする人も多数となっています。

となるとアフターマーケット市場で盛り上がるのも当然で、古くから多くのチューナーがゴルフのカスタムを行なっており、数々の魅力的なデモカーを公開していますね。
加えて、走りを標榜したハードアコアなチューニング、ルックス向上を目的としたカスタム、今回のような音圧系など方向も様々。

そういった傾向についてVWはさらに「盛り上がって欲しい」と考えているのか、これまでにもいくつか「メーカー純正」のカスタムゴルフを発表しています。

関連投稿:VWがゴルフGTI「ハートビート」公開。若手がカスタムした400馬力の2シーターモデル

VWはゴルフGTIクラブスポーツSを公開したばかりですが、新たに「GTIハートビート」を公開。
これはVWの若手社員(男性7名、女性5名の研修生グループ)が集まって作ったもので400馬力を発生するハードコアモデル。

現時点で詳細は不明ですがリフレックス・シルバーとダークグレイのボディカラーを持ち、ホイールサイズは20インチ。
室内にはGTIクラブスポーツSと同じレーシングタイプのバケットシートを持ち、後席は取り払われた上で1360ワットのオーディオシステムとLED照明を装備している、とのこと。

なおフォルクスワーゲンは昨年も同じWortherseeフェスティバルにて、やはり若手が作り上げた「ゴルフGTIダークシャイン」を展示していますが、こちらは395馬力で3500ワットのオーディオを装備した豪華仕様。

関連投稿:VWゴルフGTIダークシャインが公開に。395馬力,3500Wのオーディオ搭載

Wörtherseeにて、VWが「Golf GTI Dark Shine」を公開。
イベント用のワンオフモデルですが、395馬力にまでチューンされ、3500Wの強力なオーディオを搭載。

内外装は「デイトナ・グレー」と「R-イエロー・パールエフェクト」で統一され、美しい仕上がりですね。

シートはレカロでチタニウム・ブラックのアルカンタラやブラックカーボン柄のシートが使用されるなど、非常に手間がかかっています。
オーディオは8スピーカー+3サブウーファーの総出力3500Wと非常に強力。

VWの若手スタッフがこのイベントのために9ヶ月をかけて「夢のGTI」を作ったものということですが、お金に糸目をつけないカスタムには脱帽ですね。

関連投稿:VWがイベント向けにワンオフで制作したカスタム・ゴルフ2台を公開

フォルクスワーゲンがオーストリアのWortherseeにて開催される年一回のイベントに向け、「VWゴルフGTI Wortherseeコンセプト」を2台公開。
ここでは毎年フォルクスワーゲンの研修生たちが「自分たちが乗りたいゴルフ」へとカスタムした車両を発表するのが恒例となっており、これまでも「ゴルフGTIハートビート」「ゴルフGTIダークシャイン」が公開されています。

今年発表されるカスタムのうち、まずは「ゴルフGTIファースト・ディケイド・コンセプト」。
鮮やかなブルーの2トーン外装をベースにホイール(20インチ)にもペイントを施しています。
使用されるカラーは「サテン・オーシャン・シマー」に「アトランティック・ブルー・メタリック」、さらにはブルークロームのストライプも。

ルーフスポイラーはGTIクラブスポーツ用、Cピラーには「ディケイド」を表す「10」のグラフィック。

内装も同じくブルーが使用され、やはり「10」のロゴが見られます。
さらにはリアシートを取り払い、高出力オーディオ&スピーカーをインストール。

なおパワートレーンはハイブリッド化にて410馬力を発生し、ガソリンエンジンはフロントホイール、48Vエレクトリックモーターはリアホイールを駆動する4WD。
モーターのみ、ガソリンエンジンのみの駆動、もちろん両方同時の駆動も可能、とのこと。

作ったのはこの人たち。

もう一台公開されたのはゴルフのワゴンボディをベースとしたEV「impulsE」。
外装は5色(オリックスホワイト、アパッショナータ・ブルー、アンスラサイト、ホールマーク、セント・ジェームス・レッド)を使用したマットペイントとなり、基盤をイメージしたグラフィックが入ります。

内装もEVらしくクリーンなイメージとなっていますが、バケットシートのシートバックにグラフィック入りペイントを施しているのが新鮮ですね。

この「インパルス」を作ったのはこの人たち。

関連投稿:VWがさらにイベント向けカスタムゴルフ追加発表。「ゴルフGTEパフォーマンス」

フォルクスワーゲンが年一回オーストリアはWörtherseeで開催されるイベント向けに、追加で「ゴルフGTEパフォーマンス・コンセプト」を公開。
プラグインハイブリッドである「ゴルフGTE」をベースにしたものですが、外装はエレクトリック・ホワイト・パールにブラックとブルーを組み合わせたものへ。

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デフレクターやサイドシルはブラックにペイントされ、19インチホイールもブラックに。
加えてディフューザーとテールゲートスポイラーはゴルフGTIからの移植でスポーティーなルックスとなっています。
出力は204馬力から272馬力へと向上し、それにあわせてブレーキシステムも強化されている、とのこと。

Wörtherseeではフォルクスワーゲンの研修生が「自分たちの乗りたいゴルフ」をテーマにカスタムを施した車両を披露するのが通例ですが、このゴルフGTEは研修生ではなくフォルクスワーゲン自身のカスタムであるようですね。

なおフォルクスワーゲンは世界各地でファンミーティングを開催していますが、それらイベントでは社外のカスタムパーツを装着した過激なカスタムモデルを自社で制作して披露することがあり、これはあまり他メーカーでは見られない傾向だと思います。

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