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NSXのエンジンをスワップしたホンダS2000登場。その名も「S3500」、450馬力

2017/05/14

ホンダS2000にNSXのエンジンをスワップした「ホンダS3500」が登場。
本来NSXののエンジンは「3200」ですが、文字通りこれを3500ccまで排気量アップさせて搭載しており、ヘッドやクランクシャフトも交換済み。
なお出力は450馬力、と標準のNSXに比べて大幅アップを果たしています。

トランスミッションは6即シーケンシャルで、クラッチはツインプレート。
内装の画像を見るともはやレース用マシンと考えてよさそうですが、ECUやサスペンションも競技用、とのこと。

外装だとハードトップ、カーボン製の巨大なリアウイングにディフューザー、フロントスプリッターなどが追加され、ガルフっぽいカラーにラッピングされていますね。

関連投稿:ホンダS2000+ターボ=1351馬力。ゼロヨン6.9秒、驚異の加速を動画にて

ターボ化にて1351馬力を発生する、過激なチューンドS2000が走行する動画。
なおホンダS2000はフェラーリ458イタリアが登場するまで、自然吸気エンジンにおいて、「リッターあたりの出力がもっとも高い車(1997ccから247馬力を発生)」だった、とのこと(知らなかった)。
アメリカではV8エンジンへの換装が一般的ですが、標準の4気筒エンジン(F22)をそのまま使用するのは珍しいですね。

S2000はアメリカでもチューニングベースとして比較的人気が高く、それは日本でも同じ。
程度の良いものだと軒並み新車価格(360~399万円)以上で、そうでなくとも中古相場はかなり高め。
同年式のポルシェ・ボクスターと比較しても中古だとS2000のほうが高価なので、いかに評価と人気が高いかがわかろうというものです。

このS2000は以前にもドラッグレース(ゼロヨン)で7.1秒を記録していますが、今回6.9秒を記録したとのことで、そのパフォーマンスも世界トップレベル、ということになりますね。
動画ではサイドマフラーから火を噴く様子も見ることができます。

関連投稿:ホンダS2000をターボ化し370馬力に。ウエットのサーキットを火を吹きながら走行する動画

ターボ装着により370馬力に既出力が向上したホンダS2000がサーキットを走行する動画。
路面コンディションはウェットで、後輪を滑らせながら走行する様子はなかなか楽しそうです。
なおバックファイヤーが凄まじく、ところどころで火を吹いていますね。

アメリカではS2000のカスタムが結構盛んで、やはりターボを装着する場合が多いようです。
初期のS2000は非常にピーキーで、まさに「4輪のバイク」といったイメージがありましたが、後期型では比較的マイルドになっており、ときどき「欲しいなあ」と考えることも。

日本の中古市場だと300台弱の登録があり、180万円程度から探すこともできますが、程度の良いものとなると450万円くらいの価格をつけている場合もあります。
中心価格帯は250-280万円くらいですが、年式が新しいとやはり300万円は超える模様。

関連投稿:「世界最速」を主張する600馬力のホンダS2000がe-bayにて販売中

e-bayにて600馬力にまでチューンされたホンダS2000が約200万円で販売中。
エンジンは2リッター4気筒のままですが、NA/240馬力をボルトオンターボにて600馬力にまで強化。
もちろん必要な燃料を噴射出来るだけのインジェクターに交換されており、燃料マッピングも変更済みです。

これはフロリダにあるキングス・パフォーマンスというチューニングショップが販売するもので、「公道走行可能なホンダS2000では世界最速」としており、チューニングにも190万円ほどかかったとのこと。
インテリアはレッドとブラックで純正のままですが、安全のためにロールバーが追加されています。

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