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トヨタが減益発表。このままでは18年ぶりの「二期連続」減益の可能性もあり将来に暗雲

2017/05/12

トヨタが決算発表で減益を発表。
具体的には前期比で30.1%減少し、その額は1兆9943億円に。
さらには2018年の見通しでもさらに利益が減って1兆6000億円(19.8%減)と発表し、実際にそうなると「二年連続で減益」。
(まだ実際にそうなってはいませんが)これは18年ぶりとのことでもあり、大きな衝撃でもあります。

なお売上高だと2017年で-2.8%、2018年で-0.4%見込みとなっており、「営業利益ほどは」減っておらず、今回の減益については為替変動の要因が大きい(2017年だと9400億円)としています。
そのほかリコール対策費用として4150億円近くが計上されており、これは年々厳しくなる安全対策として「必要」な費用でもあり、今後も増えることはあっても減ることはなさそうです。

逆にコスト削減では「4400億円」を削り、多少は減益を食い止めた形となっているようですが、これも継続して効果が出るかどうかは不明。

さらに危なそうなのは米国市場向けの「インセンティブ」で、これはいわゆる「販売奨励金」。
値引きなどの原資に充てられるものですが、これが1000億円ほどもあり、現在アメリカの自動車市場がシュリンクしつつあることを考えると、これも今後増える可能性がありますね(値引きしないと売れない)。

そのほか利益を圧迫する要因としては「研究開発費」。
近年の自動車業界は大きく変わりつつあり、自動運転やエレクトリック化が急務となっています。
特にトヨタはEVについて出遅れており、今後は大きくその分野での研究開発費について大きな支出を余儀なくされるはずですが、「すぐに売り上げと利益につながらないところにも投資が必要」なのはかなり苦しいところかもしれません。

ただ、こういった新技術への投資が無いと製品の魅力が薄れ、フィアット・クライスラーのように販売が伸びない→利益が出ない→投資できない→製品の魅力を向上させることができずさらに販売が伸びない、という負のスパイラルに突入することになり、これだけは避けたいところ(フォードがここに陥りつつある)。

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