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ポルシェGT部門のボス「918スパイダー後継は早くても2020年台後半登場、EVではない」

2017/05/19

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ポルシェGT部門のボスが「918スパイダー後継」について言及。
Car and Driveのインタビューに対し語ったものですが、これによると「2020年台後半までは登場しない」であろうこと、「オールエレクトリックにはならない」であろうことが語られています。

現段階では何も計画もなく、開発自体も行っていないとのことで、要は計画自体が「白紙」のようですが、918スパイダー自体が「カレラGTの目標販売台数消化不足によって発生したパーツ」を一分活用した車であり、そのぶんを918スパイダーの完売によって消化できたとすれば、これからは「全くゼロから」ハイパーカーを考えることができそうです。

ハイパーカーは「単に高性能」なだけではなくそのメーカーやブランドの考え方や将来を表す必要があり、それはフェラーリ、マクラーレン、ランボルギーニ、アストンマーティン、メルセデス・ベンツしかり。

現時点で登場が明らかになっているハイパーカーはメルセデス・ベンツ「プロジェクト1」、アストンマーティン「ヴァルキリー」。
前者はF1のパワートレーンを使用し、「F1のテクノロジーを市販車に用いた」ロードカーで、これはメルセデスAMGが参戦するF1との技術およびブランディングにおいて相乗効果を狙ったものと思われます。
アストンマーティン・ヴァルキリーはアストンが直接F1に参戦していないということもあり「F1直系」というよりはレッドブルとアストンマーティンの考える「究極のスポーツカーのあり方」「自動車の可能性」をF1という枠を超えて表現しようとしている、と考えてよさそうです。

これがランボルギーニだと「デザイン」、フェラーリだと「サーキットでの速さ」というようにそれぞれのブランドがそのアイデンテティを表現するのが「ハイパーカー」だとぼくは考えています。

ではポルシェはどうなのか?ということですが、ポルシェは919ハイブリッド、ミッションEにて示されるように「エレクトリック」ではないか、と思うのですね。
これは今回のポルシェGT部門のボスが語る内容とは相反しますが、ポルシェは「将来の可能性」としてエレクトリックを追求していると思われ(実際に918スパイダーもそうですが)、これこそがポルシェがほかブランドとの差異を出すことができる方法で、将来につながる道なのではないか、ということです。

仮に登場が2025年だとすると、その時点で「フルエレクトリック」で他メーカーのハイパーカーを超える性能を実現するのは難しく(一瞬であればともかく、バッテリー要領の問題で持続性は期待できない)、ピュアEVにはならないかもしれませんが、「エレクトリックがメインで、ガソリンエンジンはアシスト」というように918スパイダーと逆のシステム構成くらいにはなるかもしれませんね。

ただ、エレクトリック化には一つ問題があり、それは「まだまだ技術が発展途上」だということ。
KERSのようなシステムであれば別ですが、バッテリーでモーターを回しそれを駆動力に充てる方法(つまり普通のEVやハイブリッド)だと、将来的にバッテリー性能の大幅な進化が予想され、「高いお金を出して購入しても、すぐパフォーマンス的に時代遅れになる可能性」が。

ガソリンエンジンだとある程度開発が頂点に達しているのでここから大きな技術革新は望めませんが、バッテリーに関してはそうではなく、もし相対的にパフォーマンスが見劣りするようになると「ハイパフォーマンスカー」としては致命的で、かつ「コレクターズアイテム」として考えた時、今の技術水準でのEVは将来的に魅力を失う可能性がある、ということですね(それが原因かどうかは不明ですが、マクラーレンP1、ラ・フェラーリ、918スパイダーの中では918スパイダーがもっとも販売に苦労した)。



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