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アウディがテスラ・モデル3の対抗を発売?A3よりちょっと大きく、2モーターで550万円

2018/01/04

Marc Lichte, Head of Design, AUDI AG

アウディは2018-2019年には「e-tron スポーツバック」を発売することを公表しましたが、2020年までに3種のEVを投入する計画も持っています。
e-tronスポーツバックのほかに2モデルということになりますが、そのひとつはA3セダンよりもちょっと大きめで、テスラ・モデル3の対抗になるという噂が浮上。

e-tron スポーツバックの価格はおよそ800万円程度からと見られており、となると普及させるには敷居の高い価格設定。
テスラも同様の理由にて400万円程度のモデル3を投入したと見られ、実際にモデル3は40万台を超える予約を発表後二週間で獲得するという爆発的な受注状況となっています。

つまりは「市場に要望がある」ことに間違いなく、ここを狙うということになりますが、これには同じグループのフォルクスワーゲンの持つEV用モジュラー・プラットフォーム「MEB=Modular Electric Drive」を使用して安価に実現する、と言われています。

モーターはフロントに一つ、リアに一つの4WDとなり、合計で300馬力ほど、航続可能距離は482キロ、というのが予想スペック。
発売は2019-2020年頃、価格は550万円ほどと言われますが、正直言うと「モーター1個」で150馬力くらい、航続距離300キロの車を300万円で発売してくれたほうがありがたい、とは思います。

BMW i3は1モーターで170馬力程度の出力ですが、これに不満を感じたことはなく(モーターはトルクが強いので数値以上の加速感があり機敏に動く)、しかし航続可能距離が150キロ程度というのがちょっと不満。
おそらくEVを購入する人は運動性能よりも航続可能距離など実用性を求めるはずで、こちらを重視したEVのほうが成功するチャンスが大きいんじゃないか、と考えるのですね。

アウディからすると安いモデルだと利益の幅が小さいということなのだとは思いますが、運動性能を上げて価格も上げるというのはEVの客層とは合致しておらず、そこは「自動車メーカー側の理論」であって「消費者の理論」とは差異があるのかもしれません。


関連投稿:BMWがテスラ・モデル3対抗を開発とのウワサ。次世代4シリーズGTをベースに航続500キロ

BMWがテスラ・モデル3の対抗モデルを投じる、というウワサ。
アウディがモデル3の対抗をちょっと上の価格帯で投入、ということはすでに報じられていますが、BMWも対抗ということになると、やはりモデル3のインパクトはそれだけ大きい、ということなのだと思います。
なおテスラの株価における時価総額はフォードを抜いており、そこからも市場の評価というものがわかりますね。

BMWのモデル3対抗としては、次世代4シリーズ・グランツーリスモ(3シリーズから移行?)をベースに採用すると言われ、航続可能距離500キロを実現する、という話。
パワートレーンとしては二つ検討されており、一つは「フロント1モーター+エレクトリック・プロペラシャフトによるFR」、もう一つは「前後にモーターを搭載した2モーター4WD」。

テスラ・モデル3がここまでヒットした理由は二つあるとぼくは考えており、一つは「モデルSの存在」。
モデルSはこれまでの常識を打ち破るEVとして登場し、すでにメルセデス・ベンツSクラス、BMW7シリーズ、アウディA8と同等の地位を構築。
もちろん価格もかなり高価ですが、テスラ=モデルS=高価でアッパークラスといった印象が市場にあり、そのテスラが発売するものは(安くても)モデルS同様にいいものに違いない、という期待感だと考えています。
そう思うと、やはり新しくそのカテゴリや業種に参入するには「上から攻める」というのはリスクが大きいもののメリットも大きそうですね。

二つ目は「価格」ですが、EVはとにかくバッテリー価格が高いせいで車両本体価格も高くなりがち。
ですが、モデル3は「価格と航続可能距離」とのバランスにおいてこれまでのEVの常識を覆しており、市場としては「またテスラがやってくれた」という印象がありそうです。
なおイーロン・マスクCEOは「モデル3に対する期待感が高いのが心配。モデル3はモデルSと同様にいいものだと思われている」という懸念を示しており、ということはモデルSとモデル3とは「かなり差がある(実際バッテリーの供給元も韓国に変更)」と思われます。
もちろんその価格で販売しても利益が出るようにモデル3はコストダウンがなされているはずですが、それでもやはり上述のようにモデルSのイメージに牽引され、「必要以上によく見えている=かなり安い買い物のように思える」のでしょうね。

他メーカーがモデル3に対抗したくなるのは「その予約台数の多さ(40万台以上)」に起因すると思われますが、モデル3は上のような理由で予約を集めていると思われ、しかしテスラと同じように高級EVで成功を収めていない他社が同じ戦略を採用することはできず、そして特にジャーマンスリーについてはそのブランドイメージもあり、テスラ・モデル3のように「思い切ったコストダウン」もできないと思われます(しかし航続可能距離については500キロを確保しなければ競争力がなく、となるとバッテリー容量が大きくなり価格も上がる)。

そう考えてゆくとジャーマンスリーのEVは価格面でモデル3には優位性を持ち得ず、しかしそれを消費者に納得させるだけの理由づけも難しい、とは考えますが、いずれにせよテスラの優位性は揺らがないのかもしれません。

ちなみにBMWは過去に「発売がまだ先の」テスラ・モデル3を皮肉る内容の動画を公開しており、当時からモデル3を意識していたこともわかりますね。

関連投稿:BMWがテスラを皮肉る。「(来そうもない)車の納車を待つか、今すぐドライブするか」

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BMWがテスラに対してあてつけがましい動画広告を作成して公開。
「Wait or Drive」というシリーズで、いつまでたってもやってこないテスラ・モデル3を皮肉ったものとなっています。

もちろんテスラ・モデル3は2017年以降でないと発売されないわけですが、テスラにおいてはこれまでもテスラ・ロードスター、テスラ・モデルSの発売が何度か延期され、モデルXにおいても部品不足から納車が進んでいない、という状況があります。

となると40万台の受注を集めたモデル3はかなり高い確率で納車が遅れると思われ、そのためBMWは3シリーズのハイブリッド、330eを動画に登場させてテスラに対抗する意思を表明。

一つめの動画は待てど暮らせどやってこないテスラ・モデル3を待ちくたびれた男性。
向かいの家のBMW 330eが楽しそうに車で出かけるのをぼんやり眺めています。

もう一つは女性が誰も利用していないテスラのスーパーチャージャー(専用充電器。TESLAのロゴは消されている)を尻目にBMW 330eに乗り込み、颯爽とスタートさせる様子。

BMW 330eは2リッターターボエンジンを持ち、87馬力を発生するモーターと併用させることでシステム合計248馬力を発生。
0-100キロ加速は5.9秒とハイブリッドとしてはかなり俊足な部類ですね。

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