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ポルシェの開発主任「911のハイブリッドは2016年に開発ストップ。今後ハイブリッドはない」

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ポルシェ911と718つまりスポーツカーカテゴリの開発主任によると、「911のハイブリッド版は2016年に開発を中止した」とのこと。
これは先日の「100万台目の」911をラインオフした際にポルシェがメディアに対し語ったもので、ハイブリッドモデルは本来992のバリエーションの一つとして考慮されていたものの、バッテリー重量の増加、追加したデバイス類がスポーツカーとしての運動性能を損なうために現在はそのラインアップの対象外とされていると語っています。

ポルシェは過去に「次期911とボクスター/ケイマンにはハイブリッドが存在」と語っていた時期もありましたが、「スポーツカーにとってハイブリッドは(現在の技術だと)負担になる」とも述べており、かなり迷っていたこともわかります。

かつ、価格は通常盤の911に比較して相当高価になることも容易に想像でき、「高くて運動性能が低い」ハイブリッドの911は正直価値がない、と判断したのでしょうね。

なお「ハイブリッドの911は無い」としたことがイコール「EVの911は無い」ということでは無いようで、将来的に911のEV版が登場する可能性も。
実際にポルシェはフルエレクトリックモデル「ミッションE」を2019年には発表する見込みですが、この技術を使用して「エレクトリック911」を発売するかも、と考えたりします。

なおVWアウディグループ内のいくつかのブランドは「ハイブリッドは無駄」と考えているようで、ベントレーも「ハイブリッドはやらない。いきなりEVに行く」としていますね。

関連投稿:ポルシェ911と718の開発担当者「今はエレクトリック911は存在意義が薄い」

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ポルシェ911と718の開発担当によると、現時点でのポルシェ911のエレクトリック版は存在意義がほぼないだろう、とのこと。
今の市場ではエレクトリックもしくはハイブリッドの911を欲しがる顧客はごく少数だろうし、そもそも満足の行く性能を発揮するバッテリーを積むと動力性能をスポイルする、という趣旨のようですね。

加えて911は非常に密度の高い構造を持っており、そこへハイブリッドシステムを入れたり構造を変更してエレクトリック化するのは非常に困難、とも語っています。
ただしこれは「短いタームで見た時」であり、長期的にはエレクトリックもしくはハイブリッド911を否定しているわけではないようですね。

将来的にはハイブリッドやバッテリー搭載を前提として設計したプラットフォームを911に採用するかもしれませんし(そうなるとバッテリーはフロントに積まれる可能性が高く、前後重量配分が改善?)、2020年までには発売されるミッションEコンセプトの市販モデルからなんらかのフィードバックがあるかもしれません。

フロアにバッテリーを積むと前高が上がる可能性もあり(室内スペースが狭くなるので)、フロントトランクが犠牲になるか、もしくはかなりコンパクトなエンジンをリアに搭載してリアにトランクスペースを設けたり、という基本的な構造変更がなされる可能性もあります。

なお欧州の幾つかの都市では2025年辺りにはEVしか販売できなくなるというところもあり、将来的にEVもしくはハイブリッドへの移行は避けられない流れなのでしょうね(ポルシェは以前に”すべてのモデルにハイブリッドを用意”と発言している)。

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