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「一つ買うと、全部そのカラーやブランドで揃えてしまう」ディドロ効果について考える

2017/06/03

今年で6回めとなる「コールマン×ユナイテッドアローズ(Beauty And Youth)」のコラボが登場。
今年はグレーが基調ですが、見ての通り「カラーが揃って」いますね。
ユナイテッドアローズが他メーカーとコラボする製品はこのコールマンに限らず、リモワ、ブリーフィングなど「カラー」にこだわったものが多く、またシリーズ展開することが特徴。

これについて、アパレルブランドが別注しただけあって戦略が「アパレルならでは」のものであり、「一つ買うと他も揃えたくなる」心理=ディドロ効果を狙ったものと思われます。

こうすると、たとえば今回複数製品がありますが、まず「キャリーワゴン」を購入した人が新たにチェアを購入しようと考えた時、たとえば他メーカーのチェアが価格的・機能的に優位性があったとしても、やはり上述のディドロ効果によって「やっぱり他メーカーのチェアではなく、アローズの製品を買ってしまう」可能性が高くなります。

もしくは「テントを買う予定はなかったけれど、イスを買ったらついついテントも買ってしまった」ということも出てくるかもしれません。

この考え方は上述のように「アパレル/スポーツ製品特有(もしくは玩具にもすこし見られる)」とも言えるもので、他業界だとあまり見ることは無いようです。
例えば家電はこの考え方があまりなく、これを取り入れたのが(古いですが)サンヨーのit's、最近だとアップル、ということになりそうです。

もしくは、「無印良品」はすべての製品を通してこの考え方が貫かれ、これが「ブランド」として成立した要因かもしれません。

アディダスだと「三本線」がブランディングの他、このディドロ効果を発生させる一因となっているかもしれませんね。

イケアにて、「部屋」ごとのイメージ展示を行い、その展示にあるものを「まとめて」買わせるのもディドロ効果を狙ったものとされており、この考え方を用いることで、「購買の間口を広げる」「購買者の帰属意識を高める」「リピーターをつくる」「客単価を上げる」「ファンを増やす」「本来不要なものまで」ことができるのでしょうね。

なお自動車においても「ディドロ効果」は顕著であり、同一ブランドでエアロパーツを揃える、小物までそのブランドのものを買ってしまう(NISMOなど)、新車購入時に備品一式を新調してしまう(あとで後悔することがある)、など様々な傾向を見ることができます。

もちろん自動車メーカーもこれを狙っているのだと思われ、だからこそマクラーレンのMSO、ランボルギーニのアド・ペルソナム、アストンマーティンのQなどメーカー直系のカスタマイゼーション・プログラムが相次いで誕生し、かつバッグやシューズ、アパレルなどの小物の販売が重要になってくる(メーカーとしては利益を稼げる。フェラーリストアが顕著)のだと思います。

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