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BMWが中国工場でさらに増産。エンジンについて欧州以外で生産するのは中国のみ

2017/10/13

BMWが中国・瀋陽の工場における生産を増加させ、現在では本国工場における生産の倍にまで達している、とのこと。
BMWの中国におけるパートナーは中国自動車業界第7位の華晨中国汽車(ブリリアンス)で、合弁会社は華晨宝馬汽車(華晨BMW)。
瀋陽の工場は「中国2番目」で2004年から稼働しており、2016年には前年比11%の伸びを記録して51万台を生産しています。

現在BMWにおいて中国では3シリーズや5シリーズを中心に生産していますが、3シリーズのロングボディなど中国特有の車種、最近では中国専用「1シリーズセダン」といった完全な独自モデルも見られるように。
それだけ中国への依存度が高くなっているということになりますね。
なお、この瀋陽工場では1シリーズ、2シリーズ、3シリーズを生産しており、エンジン生産拠点としては「欧州以外で唯一」だともしています。

なお「ゆかしメディア」によると中国におけるBMWの印象は「成り上がりの女性が乗る車」(調査対象は10都市800人)。
加えてメルセデス・ベンツは「富裕層」、アウディは「汚職官僚」の乗る車というイメージが持たれているようです。
これによるとアウディオーナーの平均年齢は35.5歳、世帯年収は983万元、男性比率は63%。
メルセデス・ベンツは同じく34.3歳、1130万元、78%、BMWは33.6歳、820万元、41%となっており、BMWオーナーは若く女性が多いということがわかります。

アウディに「汚職官僚」というイメージが多いのは官公庁でのアウディ導入比率が高いためで、上海などの商業都市ではなく北京など官公庁が多い地域へゆくと「黒塗りのアウディ」がうようよしており(特に官公庁周辺は異様な雰囲気)、そこからこのイメージが来るのかもしれません。

一般に中国の消費者がどの程度「中国製」BMWに対して否定的な感情を持っているのかは不明ですが、中国製BMWはエンブレムが「漢字」なのですぐに識別可能。
さらに中国人は同じメーカーのものでも「中国で売られるものは粗悪」と信じており、たとえ中国製の同じ品番のパナソニック製品であったとしても「日本で売られているものの方が品質が良い」と信じられ、それが爆買いにつながっている、と言えそうです。

加えて欧州ブランド、特に腕時計だと日本の正規代理店が扱っているものが「中国より優れる」のは間違いなく、それは「検品体制の差」(その意味では日本は販売数が少ない割に品質にうるさく、メーカーからすると”嫌な市場”ではある)。
日本では「不良」「不具合」とみなされるレベルの製品でも中国では普通に売られてしまうということですが、そのような背景もあり「中国を一番信用していないのは中国人」と言えそうです。

アウディ、BMW、メルセデス・ベンツでも量販モデル以外、例えばスポーツモデルやM、S/RS、AMGなどは現地生産しておらず(生産数の関係でモトが取れない)、お金持ちはこういったモデルを求める傾向にもあるようですね(ただし関税などで相当に高価にはなる)。

関連投稿:BMWグループは5月も販売記録更新。X1、クラブマンが牽引し中国は依然堅調

2016-BMW-X1-4

BMWグループは5月に198,354台を販売し、またしても販売記録を更新。
BMWブランドでは5.6%増加ですが、中でもX1が47.8%という高い伸びを記録。
2シリーズは前年比で47.6%、7シリーズは32.4%、X4は13%の伸び、とのこと(となると他モデルで結構落ち込んでいるものがあるのかもしれない)。

ミニ・ブランドは3.6%の伸びを示しており、クラブマンは半と2倍以上の116.7%増加。
マーケット別では欧州が11.9%増加(お膝元のドイツが最大市場)、アジアでは6.3%の増加で、やはり中国が最大のマーケット、かつ最大の伸び(7.9%)。当面中国の躍進は続きそうで、中国の重要度も高いまま推移しそうです。

一方北米では7.3%のダウンとなっており、モーターサイクル部門(モトラッド)は全世界で1.9%の伸長。

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