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ポルシェがまたディーゼル不正関与を指摘される。ステアリングに不正デバイスを内蔵か

2017/06/12

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フォルクスワーゲンのディーゼル不正事件に関連し、その発覚直後にポルシェにも不正嫌疑がかかり、しかし一旦は落ち着いたように思えたその疑惑。
今回新たにドイツの運輸省にあたる機関がポルシェのディーゼルモデルにも新たな「不正」を発見したとしてその問題を追及していると報道されていますが、その「不正」とはステアリングに何らかのセンサーを仕込み、「排ガスのテストがなされている」と判断された際には(出力を抑えて)排ガスをクリーンにするソフトを組み込んでいる、という内容。

現在調査中とのことで詳細は分からず、またポルシェもこの不正については否定。
なおポルシェは2016年に在庫として保有していたカイエンのディーゼルモデルの「新車」を不正事件の影響により「中古車」として格安販売した経緯があり、今回の疑惑でまた何らかの不正が立証された場合、さらなる対応を迫られる可能性があるのかもしれません。

関連投稿:悲報。ポルシェにもディーゼル不正プログラム対象が発覚か

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VWアウディにて発覚したディーゼル排気ガス不正プログラム。
ポルシェにもその疑惑がかかっていたわけですが、米EPAが不正を指摘し、基準値の9倍を超えるとして対応を要求しています。

ポルシェで対象となったのは2014〜2016年モデルのカイエン(ディーゼル?)とされますが、グレード等は不明。
なおアウディではA6、A7、A8、VWではトゥアレグが新たに対象として指摘されています。
今のところポルシェからのコメントはありませんが、ここぞとばかりにアメリカは輸入車を叩いており、かつてのトヨタの「フロアマット事件」のような陰湿さを感じます。

日本においては実際に正規にてVWのディーゼル車が輸入されていないにもかかわらずイメージのみでVW販売が10月において半減したと報道がありましたが(一般的にはディーゼルがどうこう、ではなくVWが不正をはたらいた、というイメージダウンが影響)、ポルシェにとっても多少なりとも影響が出るかもしれませんね。

なおポルシェはVWの1/30の販売台数しかないのにVWとほぼ同じ利益を稼いでおり(過去記事参照)、つまりポルシェの一台はVWの30台とイコールなので、ここへきてのポルシェ販売減少はVWにとって避けたい自体と言えるでしょう。
マカンでもリコールが発生しており、ポルシェにとってはちょっと苦しい局面が続くのかもしれませんね。

しかしながらポルシェを購入する層はある程度車に対する知識があり、ディーゼルゲートの不正内容についても理解している人が多いと考えられ、その意味ではVWのように「イメージの失墜とともに」販売が落ちることも少ないのかも、と考えたりします。

関連投稿:VW排ガス不正操作その後。ポルシェからも辞任者か。ポルシェCEOがVWトップの予想

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フォルクスワーゲンの排ガス不正操作事件(ディーゼル・ゲート)その後。
グループ内でも相当な衝撃であったようで、ポルシェのエンジン開発部門のトップであるウルフギャング・ハッツ、アウディの開発部門のトップ、ウルリッヒ・ハッケンバーグが辞職を発表する見込み。

なお現在は辞職しても中国もしくは韓国の自動車メーカーが受け皿になるので、自動車業界において実績のある人は辞職しやすくなったのではないかと思います(欧州や日本だとスキャンダルに絡んだ人は再就職が難しい)。
そう考えると社内の問題で絶対的な競争力が低下することに加え、人材流出で競合の競争力が向上するのも問題と言えますね。

なおすでに辞職を発表したVWのCEO、マーティン・ヴィンターコルンの後任には現ポルシェのCEO、マティアス・ミュラーが就任するのではと見られています(一部ではヴィンターコルンが代わりにポルシェCEOになるのではという話も)。

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