>ポルシェ(Porsche)

ポルシェが「911ターボSエクスクルーシブ」の追加画像公開。ボディカラーが新しく2色登場

2017/06/18

ポルシェが先日発表したばかりの”最も速く、最もユニークなポルシェ911”「911ターボSエクスクルーシブ」の新しい画像、そして発表時の動画などを公開。
ポルシェ・ジャパンのページにも正式に911のラインナップとして追加されており、限定モデルであるとともに一つの独立したモデルとして販売されるようですね(日本での価格は未定)。

先に公開された「ゴールデンイエロー・メタリック」に加え、グレー(ブラック?)とホワイトのボディカラーも公開。
これらのカラー名や、他にもカラーがあるのかどうかは不明ですが、新カラー2色についても先に公開されたカラー(ゴールド)同様、カーボンのストライプが入っています。

なお、ちょっと気になるのはこの「カーボンのストライプ」で、当然ながら「カーボン風」ではなく「リアルカーボン」だと思われますが、となるとカーボンの厚みをどう処理しているのか?ということ。

ボディにカーボンを貼り付けてクリアを塗り、それでもできる段差を「均しながら」なんどもクリアーを塗るのかもしれませんが、となると「気が遠くなるような」作業ですね。

なおフェラーリやランボルギーニに採用されるストライプやグラフィックはデカール(ステッカー)ではなく「塗装」で、その価格は40万円〜200万円くらい。
これは「すごく高い」ように思えますが、実際にストライプやグラフィックが入った車両の塗装を見ると「たとえ色が何色か使用されていようともカラーとカラーとの間、下地とストライプやグラフィックとの段差がない」ことがわかり、その美しいフィニッシュを見ると「価格の高さ」も十分納得できます。

反面ポルシェに採用されるストライプはこれまでおおよそ「デカール」で、これは918スパイダーという「億」を超える車でも同じ(オプションのマルティニカラーなどはステッカー処理)。

ただ今回はポルシェの「カスタマイゼーション部門「エクスクルーシブ」の技術を見せるという目的もあるはずで、となると「塗装によるフィニッシュ」を行なっているはずで、そしてカーボンの厚みと下地との段差をどうしているのか、ということが気になるのですね。

なお、今回の911ターボSエクスクルーシブにおいて、ポルシェは「911ターボ」そのものがポルシェの技術と情熱の集大成であるとしており、1974年に初めて発表された初代911ターボを今回の911ターボSエクスクルーシブの引き合いに出していますね。

センセーション、狂気、マイルストーン。1974年のパリモーターショーで登場した初代911ターボに対して、これらの言葉が投げかけられました。911ターボは自らの道を突き進み、勇気、スタイル、パワーによってあらゆる慣習を打ち破ったのです。世界的なオイルショックが起こり、車を敬遠する意識が高まりつつあった時代に、ポルシェは他の自動車メーカーと一線を画したアプローチに徹しました。つまり、妥協のない車づくりです。その結実が、ターボチャージャーを搭載した世界初のプロダクションスポーツカー。そして、誰もが認めた最初のスーパーカー。自動車ファンは、その存在に驚きを持って注目しました。以来、新しい911ターボはデビューするたび、あらゆる人の心を魅了したのです。

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

->ポルシェ(Porsche)
-, , , , , ,