プジョーのデザイナー、ジル・ヴィダル氏が「現代にプジョー205GTIが蘇ったら」というレンダリングを作成し、自身のインスタグラムにて公開。
プジョー205GTIは言わずと知れた元祖ホットハッチ的存在ですが、その人気は非常に高く、年々オークションでもその価格を上げています(中には新車価格を超えるものも)。
こちらはオリジナルの205GTI。
新たに作成されたスケッチ。
オリジナル205GTIのイメージをよく捉えていて、シンプルなスケッチながらも「どう見ても205GTI」に見えますね。
いくつかのパターンが作成されているようで、こちらは現在のプジョーらしく縦型のグラフィックを持つテールランプを装備。
こちらはちょっとクラシカルなバージョン。
オリジナル205GTIっぽく横方向のスリットが見られます。
205GTIは1983年に欧州で登場し1986年に日本にも導入。
ピニンファリーナによるデザインを持ち、当初は1600cc/115馬力、マニュアル・トランスミッションのみ、パワステなしという硬派な仕様で登場しています(のちにパワステやATも追加)。
当時はグループB全盛でもあり、エンジンをミドシップにマウントした「205ターボ16」も登場するなど、205はシリーズ通じて「ハードコア」なイメージがありますね。
なお、今回作成されたいくつかのデザインは現在の208GTIプジョー・スポーツにも採用される「前後でツートン」カラーを採用。
このカラーは正直かなり衝撃的で、市販車にこれを採用するというのは驚き以外の何ものでもありません(しかもブラックはマット仕上げ、カラー部分がグロス仕上げ)。