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自動車の保険料ってどうやって決まるの?その料率、割引制度について記載してみた

投稿日:2017/07/30 更新日:

huracan

自動車保険における価格(保険加入金額)の高低ですが、これが決まる要素は3つある、と考えています。
その要素は

1.等級
2.車両の料率
3.加入者の条件

だと考えていますが、順に見てゆくことにしましょう。

まずは「1.等級」。
これは「1等級」から「20等級」まであり、一番最初に保険に加入したときは「6等級」がスタート地点。
そこから事故を起こして保険を使用したりすると、「等級ダウン」となり等級が下がります。
逆に保険を使わないと、翌年の更新時に「等級アップ」で7等級になる、ということですね(ソニー損保”等級の基礎知識”がわかりやすい)。

なお等級アップ、ダウンによって保険料が「割引」「割増」となりますが、これが保険料を決定するのにはけっこう大きく響き、たとえばあいおい損保だと6→7等級で26%ほど保険料が割引に(加入時期によって変わるので、あくまでも参考値)。
逆に保険を使って6→3等級になると(等級アップは一段階づつなのに、事故を起こして保険を使うと一気に何等級か下がる)58%割増に。

つまり最初の保険料が10万円だった場合、何もなければ翌年は74000円、保険を使うと158000円になるということですね。
そして、いったん等級がダウンすると「7等級へ行くまでに(保険を使わなくて)」4年かかりますが、その間はずっと「割増料金」を支払うことに。
一方で「保険を最初から使わなければ」、その4年で7等級から11等級へと等級アップしているはずで、そして11等級の割引率は6等級に比べると42.5%なので、保険料は57500円になっている計算です。

そうなると同じ6等級からのスタートでも、「保険を一回使った人」と「一回も使わなかった人」とが数年間保険に加入した場合の支払額は相当なものとなり、よってこれがよく言われる「数十万円の修理費用であれば、保険を使わずに自腹で修理したほうがマシ」という理論ですね。

ここを引き下げるには「事故を起こさず(保険を使用せず)長く乗り続ける」より他はなく、安全運転を心がけるのが一番、ということになります。

そして「2.車両の料率」ですが、「車両」「対人」「対物」「傷害」に分かれます。
これらの項目を「1~10」で分類したものが「料率クラス」で、数字が大きいほど保険は高額に。
「車両」については修理費が高くなる車(修理期間が長いのもコスト)やパーツ代が高い車は「高く」なりがち。
国産コンパクトカーはここが安くなる場合が多く、そして高額な車、特殊な構造を持つ車はここが高くなります(これもソニー損保”形式別料率クラスとは”がわかりやすい)。

下記はこれまで乗ってきた車の一部の料率ですが、ランボルギーニが「8」なのはわかるものの、エコカーであるBMW i3も「8」。

ランボルギーニ・ウラカン 車両8、対人6、対物5、傷害4
ポルシェ・ボクスター(981) 車両6、対人6、対物5、傷害4
ランボルギーニ・ガヤルドLP560-4 車両8、対人6、対物5、傷害4
レンジローバー・イヴォーク 車両7、対人4、対物4、傷害4
アウディTT 車両5、対人4、対物4、傷害4
ポルシェ911カレラ(997)車両7、対人6、対物5、傷害4  
BMW i3 車両8、対人4、対物5、傷害4

これはおそらくi3が「カーボンモノコック採用」「EV」ということで、修理が困難、修理できる工場が少なく、修理の期間が長い、パーツ代(バッテリー)も高い、ということなのでしょうね。
同じ理由でアルミボディ(フレーム)採用の車も車両の料率クラスが高いかもしれません。
なお対人、対物はスピードの出るスポーツカーが高い模様(事故時の損害が大きい)。

この「料率」は各保険会社が決めるのではなく「損害保険料率算出機構」が年一回見直しを行い、これを保険会社が参考にする、という流れに。
特定車種で事故が集中すると、翌年その車の料率がイキナリ上がる、ということも起こりえます。

ここを下げるには「修理費用が少なく、事故率の低い車」を選ぶしか無いと思いますが、それはちょっとできない相談だな、とぼくは考えています。

そして「3.加入者の条件」。
これにも幾つか要素があり、保険会社によっても勘案する項目も異なるところ。
一般には「年齢」の割合が大きく、これは運転経験豊富な人の場合が一般に事故率が低く、よって年齢が上になると割引率が高くなります。

ちなみに「6等級」の場合、あいおい損保だと「全年齢をカバー」する保証内容だと28%割増、21歳以上だと3%割増、29歳以上だと9%割引。

ほかは「使用目的(業務用だと高くなったりする)」、「走行距離(長いほど事故のリスクも大きいので保険料も高い)」、「運転する人の範囲(自分だけだとリスクは低く、しかし不特定多数の人が運転するのであればリスクが大きく保険料も高い」など。
あとは「新車割引」「エコカー割引」「2台目割引」「ゴールド免許割引」などを設けている会社もありますね。

ほか、「保証の内容」も保険料を決定する重要な要素ですが、これについては改めて説明の場を設けようと考えています。

 

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