北米のディーラーにて、希少なランボルギーニ・ディアブロ6.0SEが販売中。
ボディカラーはOro Eliosで、これも珍しい内装の画像が公開されています。
価格は邦貨換算で3100万円ほど。
ディアブロ6.0SEは世界で20代のみの限定生産であり、販売に出されるのは非常に珍しいですね。なお、この個体は「12番め」とのこと。
新品のピレリPゼロを装着し、ブレーキキャリパーはゴールドにペイント、欧州仕様のフォグライトに換装し、リヤビューカメラの装着、プロテクションフィルム、これも欧州仕様のテールライトやカーボンファイバー製内装パーツを装着しているそうです。
フロントショック、クラッチ、ブレーキディスクパッド、エアフィルターも新しいものへ入れ替え、HID装着も完了するなどリコディショニング、実際の使用を考慮したカスタムも完璧で、魅力的な個体ですね。
バッグやマニュアル等付属品も揃っており、オーナーさんが非常に大切にしていたことがわかります。
世界でわずか20台しか存在しないランボルギーニ・ディアブロVTロードスターの中古が販売中。
1999年製で今までに4人のオーナーの手を経ており、過去にはロッド・スチュワートが所有していたことも。
なお、ロッド・スチュワートは過去にもライトブルーのランボルギーニ・ミウラを所有していたことがあり、けっこうランボルギーニ好きなのかもしれませんね。
走行距離は20,085キロ、価格は4500万円ほどど高価ですが、経年劣化はあるものの付属品など揃っており状態はかなり良さそうです(実際に整備記録も完備されており、付属品も揃っているとのこと)。
このあたりのネオクラシックカー発売当時はあまり情報や画像が出回らず、内装や装備、付属品などを知る機会がありませんでしたが、こうやって中古で販売されることで「こんなものが付属していたのか」等面白い事実を知ることもでき、新しい発見がありますね。
ホイールサイズは17から18インチへ変更され、出力は530馬力で最高時速は335キロ。
マイアミにて、マットブラック(ネロ・ネメシス、純正色)のランボルギーニ・ムルシエラゴSVが販売中。
186台のみの生産ですが当時としてはさほど多い数字ではなく、しかし中国など市場が拡大した現在では相対的に「少ない」数字といえ、したがって少し前の限定車の中古価格は需要と供給とのバランス崩壊によって、値上がりの傾向があるようですね。
前後タイヤは18インチサイズなので、今見るとちょっと小さく見えます(アヴェンタドールは20/21インチ)。
ランボルギーニ・ミウラの価格が上昇中。
今回中古にて販売されている車両はミウラSVで1971年製、ボディカラーはブルー・ノッテ。
内装はブラックレザーですが、画像で見る範囲では非常にコンディションが良さそうです。
価格は2億円と非常に高価ですが、ミウラは今後も継続して価格が上がってゆきそうであり、ある意味では今が買いどきなのかもしれません。
ランボルギーニ・ミウラ(P400)SVは1971年に登場しており、キャブレターやカム等の改良、ワイドフェンダーの装備などで性能や見た目ともにそれまでのミウラと差別化されており、非常に人気の高いモデル。
ミウラSVの生産台数は150台とされ、相当に希少なモデルと言えますね(ミウラそのものは750台ほど)。
クラシック・ランボルギーニの価格が上昇を続けている模様。
ミウラSVはすでに2億2000万円の値をつけるに至り、カウンタックも1億円を超えるようになっているのが現状です。
これまではディアブロやムルシエラゴ(これらはクラシックというよりネオクラシックと言える)はさほど大きな値上がりがなかったようですが、ここへきて一気に価格が上昇しているようで、最近だとディアブロSE30イオタが8500万円という高値を記録。
ディアブロSE30イオタはマグネシウムホイールやチタンボルトの使用など妥協の無いパフォーマンスの追求が特徴ですが、これにつられて通常のディアブロなども価格が上がりそうですね。
こういったクラシックモデルの値上がりの背景には、まず新車の価格が上がっていることが考えられます。
フェラーリV8モデル、ランボルギーニのV10モデルの新車価格はここ15年で倍になっており、そのためにフェラーリV8モデル/ランボルギーニV10モデルの中古相場も高止まりしており、それどころか一転してジリジリ値上がりしているのが現状。
ただ、これだけでは「新車価格を超える値をつけている」モデルの説明がつかず、こちらは「新興国のバイヤーの増加」が理由かと思われます。
ロシア、中国、ブラジル、メキシコ、中東などお金を潤沢に持ち始めた国の人達がクラシックカー、ネオクラシックを買い漁っていると思われますが、こういった人たちは「昔からお金持ちであった」ように見せかけるために古い車を購入する傾向があるとも言われ、もしくは「昔買えなかったものを、お金を持った今になって購入」ということもあるのかもしれません。
いずれにせよ値上がり傾向はしばらく続きそうですが、上記の新興国のバブルが弾けた時の値崩れはちょっと恐ろしいものがありそうです。
アメリカにて、ランボルギーニLM002の中古車がe-bayにて販売中。
価格は5500万円ほどとなっていますが、新しいディアブロのエンジンを積み、外装のチューン、点検済み。
外装はブラック、内装もブラックでホイールもブラック。
現在の走行距離は19267キロ。
リアのカーゴスペースにはツールボックス、トノカバー等が装着に。
内装だとアルパインのオーディオ等も装備されている、とのこと。
ランボルギーニLM002はラグジュアリーSUVの先駆けとも言える存在ですが、燃費がリッター1キロを下回り、「リッター750メートル」という感じの見たことがないような表記になっているのが驚き。
製造は1986年から1992年と意外にも新しく、その間に301台のみが製造されています。
画像では他ではあまり見られない「アンダーボディ」も見ることができますが、SUVといえどもフラットボトムになっているのがランボルギーニらしいですね。
ロンドンのスーパーカーディーラー、「ジェームズ・エディション」にてランボルギーニ・セスト・エレメントが販売中。
セスト・エレメントはランボルギーニが20台限定で販売した車で、その価格は2億円超と言われます。
ほとんど中古市場に出てくることがない車ではありますが、今回3億1000万円で販売されており、その希少性や元々の価格を考えると「結構安いんじゃないか」というプライシング(以前には8億円近くで売られていたこともある)。
セスト・エレメントはランボルギーニ・ガヤルドをベースとしており、2010年のパリ・モーターショーで発表。
もともと市販化を前提としたモデルではなかったものの、販売に対する要望が強くのちに市販化。
エンジンやギアボックスはランボルギーニ・ガヤルドLP570-4から流用したものですが、基本骨格や外板の多く、ホイールまでもカーボン化しており、「どこまで軽くできるか」を追求したコンセプトカーで、結果として「999キロ」という驚異的な軽さを実現しています(ガヤルドは1450キロ)。
ランボルギーニは当時ハイブリッドに対しては懐疑的で、しかし求められる環境性能に対するランボルギーニの回答として「軽量化」というものがあり、それを視覚化したものとも言えますね。
なおそのために犠牲にしたものも多く、保安基準を満たせないために行動での走行は不可能(しかし実際に中東の公道を走る画像も公開されている)となっています。
なお0-100キロ加速は驚異の2.5秒。
ヴェネーノでもアヴェンタドールSVでもチェンテナリオでも追いつけない加速を誇り、これはブガッティ・シロンと同じ数値ですね。
ドナルド・トランプ氏が所有していたランボルギーニ・ディアブロVTロードスたーが販売中。
以前にも販売されていたように思いますが、その際の購入者がさらに売りに出したのかもしれませんね。
ボディカラーはルマンブルーで1997年にドナルド・トランプ氏のために作られたワンオフ車両。
ホイールは通常17インチのところ18インチを装着しカーボン製の外装パーツを装着しています。
そのほかはリフティングシステム、プロテクションフィルムなどのオプションが装着されていますが、エンジンは標準のままの5.7リッターV12。
出力は492馬力で4WD、トランスミッションは5MTとなっています。
現在e-bayにて販売中で、オリジナルのキーや説明書、トランプ氏が所有していたことを証明する書類、「トランプ2016キャンペーン」のステッカーも付属。
この車両は正確にはトランプ氏がガールフレンドのために購入したという説もありますが、実際のところは不明です。
ランボルギーニ・ディアブロGTの中古車が販売中。
2009年にガヤルドLP550-2バレンチノ・バルボーニが登場するまでは「最速の後輪駆動ランボルギーニ」であったわけですが、6リッターV12エンジンからは575馬力を発生。
このディアブロGTは見るからにコンディションが良く、走行距離はわずか6500キロ。
外装はメタリックブラック、内装はブラックとイエローのツートンですね。
価格は明らかになっていませんが、最近売買されたディアブロGTは9000万円ほどの値がついています。
スキープレイヤー、ヨン・オルソン選手所有のランボルギーニ・ウラカンが早くも中古にて販売中。
ヨン・オルソン選手は毎シーズン「トランスポーター」として様々な車を購入していますが、このウラカンは「最新」のトランスポーター。
しかしながら購入後にカスタムしている期間が長く、むしろ所有期間よりカスタムにかけた時間の方が長いんじゃないかと思えるほど早い時期での売却ですね(走行はわずか3800キロ)。
なお、このウラカンの販売価格は3000万円ほどとなっており、これは破格の安さと言えます。
ウラカンはもともと3000万円程度の車であり、中古価格も今の所高値推移。
かつ、このウラカンは外装を一旦全部バラし、スーパーチャージャーを組み込むなどのチューンを受けており、ヨン・オルソン選手の知名度を抜きにしても価値のある一台と言えるでしょう(車体+改造費で4000万円以上かかっている)。
スーパーチャージャーの他はカーボン製のエアインテークなどカーボンパーツ、アクラポヴィッチのエキゾーストシステムなどを装着し、出力は800馬力オーバー。
サスペンションはKW、ブレーキシステムはスチールローターへ変更するという「逆オプション(寒冷地ではセラミックローターは使いづらい)」となっています。
もちろんルーフ上のカーボン製キャリーボックスも付属。
このウラカンについて不満があるのかどうかは不明ですが、売却の理由として「4シーターモデルが必要になったので」とヨン・オルソン選手は自身のインスタグラムで語っています。
おそらく世界で最も走行距離が進んでいるとみられる、約40万キロ走ったランボルギーニ・ムルシエラゴが中古市場に登場。
現在イギリスで販売されているものですが初期のムルシエラゴで、これはEVO Magazineのロングタームテストに採用されていたものだそうです。
過去にはハイスピードテストでクラッシュしたことがあるそうですが現在ではすっかり修復され、加えてサスペンション、ブレーキ、サスペンション、エンジンや他部分もリビルト済み。
テスト終了後はピストンヘッドのメンバーが購入し、毎日250キロほど乗っている、とのこと。
最近のスーパーカー、特にV8フェラーリ、V10ランボルギーニ、マクラーレンのスポーツシリーズであればまだ理解はできますが、「スーパーカーがスーパカーであった頃」、しかもマニュアル・トランスミッションのV12ランボルギーニを毎日乗る、というのはかなりのツワモノと言えますね(さすがピストンヘッドのメンバー)。
ランボルギーニがアウディ傘下に収まる前に設計・製造されたディアブロSVがイギリスにて中古車として販売中。
1998年の製造でワンオフ制作による車両、とのこと。
ボディカラー自体もカスタムカラーとなる「アイスブルー」でディアブロSEのサイドスカート、カーボン製のシフトレバー(お馴染みの”球”ではない)、ステンレス製のエキゾーストシステム、2トーン(グレーとブルー)のアルカンターラ・インテリアを装備。
これらはランボルギーニによって与えられたものだそうで、非常に珍しい個体と言えますね。
なお、この時代のディアブロはバンパーやサイドステップについても本来のもの(SVやSE)のものではなく別グレードのものを装着した個体がいくつか見られ、ランボルギーニは受注時に比較的フレキシブルに対応してくれたのかもしれませんね。
走行距離は6941キロですが、これまでの二名のオーナーが非常に大事に扱ってきたようで、コンディションは極上、とのこと。
わずか66台のみ製造されたランボルギーニ・ウラッコP200(1976年製)が中古市場に登場。
ウラッコの(P250に対する)エントリーモデルとしてP200は開発され、2リッターV8エンジンは180馬力を発生。
イタリア市場にて2リッター以上に課される税金を逃れるために排気量を落としたモデルですが、これはフェラーリ・ディーノ同様です。
この個体は走行距離37000キロで機関はレストア済み。
冷却系も整備済みとなり、内装もパイオニアのヘッドユニットを除くとほぼオリジナルのままで程度は良好となっています。
細かいところだとサンバイザーの欠損や助手席の窓が半分しか下がらない、外装だとミラーにちょっと傷がある程度とのことですが、全体的に見て優良物件と言えそうですね。
なお2+2となっていますが後部座席の狭さはまさに絶望的ですね。
インテリアにおいては、やたらとメーターが多いのが印象的です。
ランボルギーニが「ディアブロSE30」を150台限定にて販売した際、「ディアブロSE30イオタ」も作っていた模様。
合計で27台の「イオタ・キット」を装着したディアブロが販売されたそうですが、ある車両はクラッシュしたり、またある車両は(あまりにエンジン特性がサーキット寄りだったので)イオタ・キットを取り外されたりしたそうです。
そこで逆に通常のディアブロを「イオタ化」したのが北米のショップで、これを「ディアブロ・イオタ・アメリカーナ」として再現。
ベースとなった車体は1991年製で中東のオーナーがオーダーしながらも何らかの事情でデリバリーされなかったというウワサがあるもの。
ピストン交換、バランス、ハイコンプ化などメカチューンで60馬力を上乗せしており、「世界で最も速いディアブロ」と謳っています。
内装はアルカンタラに張り替えられており、ヘッドレストには「Jota」の刺繍。
内装カスタムには40日かかった、とのこと。
改造やレストアに480万円ほどを費やしたそうですが、現在1100万円にて販売されており、けっこうお得なのかもしれません。