パガーニCEO、オラチオ・パガーニ氏が自ら乗るために作ったワンオフのパガーニ・ゾンダ「HPバルケッタ」が公開に。
ブルーとカーボン地のボディカラーを持ちウインドスクリーンは低くカットされ、リアのホイールハウスにもハーフカバーが装着されるなど、かなり独特のルックスが特徴。
タイヤはサイドウォールにラインとロゴの入る「ピレリ・カラータイヤ」ですね。
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ルーフからは「シュノーケル」が突き出たデザイン(クーペよりはちょっと短い)。
Aピラーをチョップしたゾンダ、というのはおそらく「初」なんじゃないかと思います。
インテリアはホワイト、シートはウアイラBCと同じで車体に直接固定されている、とのこと。
トランスミッションはもちろん6速”マニュアル”。
リアウイングは割りと小ぶり。
なおリアフェンダーのカバーはZOZO TOWN社長、前澤氏の「パガーニ・ゾンダZOZO」と良く似ていますね。
「Zonda HP Barchetta」の文字。
もちろん「HP」は「オラチオ・パガーニ(Horacio Pagani、”H”は発音しない)」のイニシャル。
なおパガーニ・ゾンダは1999年に発売され、「ウアイラ」へとバトンタッチした後にも根強い人気を誇り、パガーニはこういった顧客のためにもワンオフをリリースし続けています(ゾンダ自体はいったん2010年に生産終了)。
ウアイラとの最大の相違は「エンジン」で、同じV12を搭載しながらもゾンダはNA(6~7.3リッター)、ウアイラは6リッターツインターボ(エンジンそのものは両方ともメルセデスAMG製)。
トランスミッションについてゾンダは6MTもしくは6速セミオートマチック、ウアイラは7速シーケンシャルとなっており、ゾンダを今なお求める人は「MT」「NA」といったところに価値を見出していそうですね。
※追加情報によるとワンオフではなく数台作られ、あと「2台」枠がある、とのこと。しかしながら価格はなんと17億円
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