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英国政府もバックアップ?「ダイソン」がアストン、テスラから相次いで人材を獲得し電気自動車参入か

投稿日:2017/08/28 更新日:

| 2020年までには発表の予定 |

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掃除機で有名なダイソンが電気自動車業界に参入というウワサが再燃。
1年ほど前には「英国政府の援助を受けて参入」と報じられており、今回は「自動車メーカー各社から人材を引き抜き中」と報じられています。

具体的にはアストンマーティンに22年間も務めた購買部門責任者のデビッド・ワイアー氏、同じくアストンマーティンで製品開発の責任者であったアン・ミナーズ氏を獲得。
加えてテスラのスポークスマン(こちらは技術者ではありませんが)、リカルド・レイエス氏もダイソンへと移籍済み。

さらには「2020年までにエンジニア、科学者含め3000人を追加採用する」としており、普通に考えると現在の掃除機やドライヤー、扇風機といった事業を超えて「なにか新しい、しかも大きな事業」を始めそうであることもわかります。

加えて今年2月にもバッテリーと人工知能研究開発のための施設を建設するとも発表しており、「やはり電気自動車(しかも自律型自動運転を備える)の開発を行うのでは」と考えてもよさそうですね。

なお英国も将来的にはガソリン車の販売を全廃する可能性があり、これに向けた「国家プロジェクト」と考えてもいいのかもしれません。

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イギリスも「2040年にガソリン/ディーゼル販売禁止」を決定。なお今年前半ではすでにEV/HV/PHEV比率は30%

なおイギリスは日本同様に「純血」にこだわる傾向があるのか、新生TVRも本拠地をイギリスに置き、コスワース、ゴードン・マレーという「オール英国」。
アストンマーティンの新工場も英国空軍からの払下げですし、タタによるジャガー・ランドローバーの買収においても(英国に本拠地をオクという条件で)イギリス政府の補助があったと聞きますし、「国と産業」との結びつきが強い国、と考えることもできそうです。

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ダイソンがEVを2020年までに発売すると公式発表。「誰も見たことがない画期的な車であり、安いリーフではない」

ダイソンが従業員向けに「電気自動車事業に正式に参入する」ということを発表。
ダイソンは御存知の通り掃除機メーカーで、サー・ジェームズ・ダイソンが率いる家電メーカー。
息子も同様に自身の会社で家電(LEDライティングがメイン)を展開しています。
以前よりテスラやアストンマーティンほか自動車メーカーから人材を引き抜いたり、英国政府の推進するEV開発政策を背景としたバックアップが報じられるなど「ダイソンがEV製造か」という噂が流れていたものの、ついに今回ダイソン自身から「EV参入」が語られた、ということになります。

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既にプロジェクトは進行中

現在このEVプロジェクトに関わる人数は400名を数え、さらには引抜きによって拡大中。
ダイソンがどのようなEVを開発するのかは不明ですが(社内向けの資料によるとトラックのようにも見えるので、民生用ではなく業務用なのかも。政府の支援もインフラ整備を目的としたものとされる)、資金含むそのリソースの半分は「ソリッドステートバッテリー」に向けられるようです。

なおダイソンは「我々のEVは画期的なものになる」としており、「安いリーフではない」とも。
画期的で、誰も見たことがないような車になるとしており、その掃除機同様に大きな革命をもたらす可能性もありそうですね。

ダイソンは1993年創業ですが、2020年にEVを発売した後、その製品の核がEVになる可能性もあり、2030年ころには「え?ダイソンって掃除機作ってたの?」という認識になるのかもしれません。

ソリッドステート・バッテリーとは?

ソリッドステート・バッテリーはリチウムイオン電池のように「液体電解質」を持たず、よって現在問題となる発火の可能性が非常に低い次世代バッテリー。
加えて容量はリチウムイオン電池の2倍、寿命はほぼ無限とされており、「次世代バッテリー」の最有力と目されていますね。これは2014年頃から話題になり始め各社が開発に成功、と発表。

数年内に実用化と言われたものの未だこれを実装した製品は見当たらず、サムスンは今年になり「2年以内をめどにスマートフォンに採用」、トヨタは「2020年代にリチウムイオンバッテリーにかわってEV向けに採用」と公表しています。

容量が倍ということは「同じ重量だと倍の距離」を走れること(構造が異なるので純粋にそうではないのですが)、「半分の重量で同じ距離を走れる」ということに。
加えて安全性が高いということになり、非常に有用であるようには思えますが、今のところ実現できていないということには何らかの問題があると思われ、やはり価格面であったり、温度のコントロールといったこともあるかもしれません。

なお、上述のトヨタほかポルシェもこの「ソリッドステートバッテリー」に大きな期待を寄せており、この実用化によってEVは新しい局面を迎える可能性も(軽量なので、これまで敬遠されてきたスポーツカーへの搭載が可能なり、スリッドステートバッテリー搭載のエレクトリック・スポーツカーやハイブリッドスポーツカーがガソリンエンジン搭載のスポーツカーの性能を大きく凌駕する日が来る)。

ダイソンもEVに参入か?英国政府が18億円を融資する模様

英国メディアによると、英国政府がダイソンに1億円を投資し、ダイソンはそれを元手にEV(電気自動車)を開発する、とのこと。
これによって500人の雇用が生まれる等具体的な話も出ていますが、今のところダイソンはこれに対してノーコメント。

ダイソンは家電メーカーというよりは発明会社のようなイメージですが、なんらかの技術的ブレイクスルーがあればいいなあ、と思います。
先般オランダでは2025年までにEV以外の販売を禁止するという報道がありましたが、欧州のほかの国もこれに倣う可能性があり、各国とも政府主導にてEV開発を急務と位置づけているのでしょうね。

自国でEVを開発でき、それを輸出できるとなると国としては大きな収入に繋がることになりますが、今のところ「国を挙げての」EV開発を行っている国は見られず、ここは政府とメーカーとの足並みが揃わないところ。
もしかするとアメリカあたりが(官民の距離が近いので)それをやってくるかもしれませんが、日本としても政府が補助金を出す、各メーカーの技術を統合できる機関を設けるなど、国全体でのEV開発を主導してくれればなあ、と思います。

バッテリーに関しては価格面で韓国が優位ですが、性能面では日本製に優位があり、制御技術含めてここは国際優位性をさらに伸ばして欲しいところでもありますね。

 

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