
AUDI
アウディがアジア市場に対し「同じ車体ナンバー」で数千台を輸出していた可能性が指摘される、という事件が発生。
これは中国・韓国・そして我が国日本が対象となっており、ドイツの報道機関によって明らかにされたもの。
通常「車体番号(VIN)」は17桁の数字とアルファベットから成り、メーカーや生産国、生産工場などの情報が含まれ、そしてその車「固有」の番号が割り当てられます。
これによってその車の「固有性」を維持し、また識別しているわけで(”戸籍”のようなもの)、これが「同じ」だとそもそもの意味が崩れてしまうことに。
ただ、アウディは「同じVINを(別の車に)使用したことはない」としており、実際に同じ車体番号で複数の車が輸出されたという証拠もないようで、実際のところ事実関係は不明。
これを報じているメディアによると「まずディーゼルゲート関連の調査をすすめるうち、貿易関連書類をチェックしていたら”VIN重複”を発見した」とのこと。
フォルクスワーゲン・アウディグループにおいては「販売台数水増し」疑惑も報じられており、しかしこれも「事実は不明」。
おそらく現地において「フォルクスワーゲン・アウディ関係」のネタはまだまだ熱いものと思われ、こういった報道は「受けやすい」のかもしれません。
日本でも特定政治家になにか問題があると、ずるずると他の問題までが報じられたり、「痛くもない腹を」探られるのによく似ているかもしれませんね。
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VIA:Handelsblatt
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