ジャッキー・チェンのライフスタイル、と題した動画が公開に。
ベントレー・ミュルザンヌ、ランボルギーニ・アヴェンタドール、ブガッティ・ヴェイロンなどが登場していますが、ジャッキー・チェン氏は昔から無類のクルマ好きとしても有名で、キャノンボール(1981)にも出演していますね。
また、多くの出演作で三菱から車の提供を受けていることでも知られます。
ジャッキー・チェン氏について触れておくべきことは2つあり、ひとつはワンオフの「アヴェンタドール・ジャッキー・ チェン・エディション」が存在すること。
ボディカラーはマットホワイトで、インテアリアはレッドとブラック。
これはジャッキー・チェン氏の人柄と精神力を表したとしており、ヘッドレストには「龍」の刺繍も。
ランボルギーニのカスタム・プログラム「アド・ペルソナム」でつくられたもので(ランボルギーニがこういった特定個人向けのワンオフモデルを作り、公開するのは非常に珍しい)、チャリティーオークションへと出品されています。
【まとめ】ランボルギーニ・アヴェンタドールの画像や動画、関連製品について
もうひとつは2017年のル・マンにおいて、ジャッキー・チェン氏のチームがLMP2においてクラス優勝を果たし、総合でも2位に入ったこと。
「ジャッキー・チェン DC レーシング」から出走した38号車がクラス1位、総合2位を獲得したほか、37号車もクラス2位、総合3位に入り、要するに「ポルシェ1位」「ジャッキー・チェンが2位と3位」。
あまり報道されることはなかったものの、LMP1といえばポルシェやトヨタなど大手メーカーが大金を投じてレーシングカーを走らせており、その中でも一時「総合でトップ」を走るなどの快挙を見せ、プライベーター、しかも格下のLMP2クラスが上位クラスのLMP1、しかもポルシェを抑えるといった偉業を成し遂げています。
正直これにはポルシェは相当焦ったと思われ、「もしLMP2マシン(しかもプライベーター)に負けでもしたら」というプレッシャーは相当なものであったかもしれません。