AMGプロジェクト1に続きヴァルキリーも
アストンマーティン・ヴァルキリーの生産枠を販売するという人物が登場。
ヴァルキリー自体はまだ生産がなされず、納車自体は2年ほど先と言われる車ですが、今回は車そのものではなく、自分が獲得した「生産枠」を売るという話ですね。
これは先日メルセデスAMGプロジェクト・ワンでも同様の試みがなされたものの、即座に販売情報が消去されることに。
アストンマーティン・ヴァルキリーが日本へ。CCOも来日し、11人の日本人オーナーと打ち合わせ
アストンマーティン「ヴァルキリー購入者は内装の他、ボディパネルまでカスタムできる。もちろんホイールもだ」
実車のない「生産枠の転売」はリスクが大きい
なお今回販売されているアストンマーティン・ヴァルキリー生産枠の価格は300万ユーロ。
ヴァルキリーの価格は公開されていないものの、150台限定ということ、F1をも超える速さを持つであろうことを考えると「意外と安い」ようにも思えます。
なおアストンマーティンは以前に「ヴァルキリーを転売しようとしたら、それが誰かわかる」としており、その場合は何らかの権利をアストンマーティンが行使できる(ように契約書に盛り込まれている)可能性も。
さらにこういった車の支払いは「現金のみ」だと思われ、そして送金主の名義と、アストンマーティンがヴァルキリーを販売(契約)した人との名義が一致しないと「車を引き渡してもらえない」事も考えられます。
よって、仮に今回「生産枠の転売」が成功し、その買い主がお金を(売り主に)送金したとしても、「無事に車を受け取れるかどうかはわからない」ということに。
よって額の大きさ、リスクなどを考えるに今回の「転売広告」はフェイクの可能性が高く、得たアクセスから何処かへ誘導する、ということを目的としているのかもしれませんね。
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