謎のマツダRX-8がニュルブルクリンクに登場
珍しくマツダのテスト車両がニュルブルクリンクに登場。
見た目はRX-8ですが、「新型2ロータリーターボエンジンを積む、RX-9のプロトタイプでは」とにわかに盛り上がっています。
2019年はロータリー・エンジンが「マツダ・コスモ」に採用された50周年、翌2020年はマツダの創立100周年(創業当時は”東洋コルク工業株式会社”という社名だった!)。
2ローター、400-450馬力?
よって今からの数年間に「新型ロータリースポーツ」が登場するのではとも言われており、実際にロータリーエンジンの特許が申請されたり、とそれを裏付けることができそうな事実も。
ただ、マツダ自身は「ロータリーエンジンの研究は続けている」としながら「今はSKYACTIV-Xに注力するため2020年まで資金がない」「ロータリーエンジンは主たる動力源ではなくレンジエクステンダーとして活用」と発言しており、「やはりロータリーエンジン搭載のスポーツカーは登場しないのか」と思わせるところがあるのも現実。
一説によると、新型ロータリースポーツは1.6リッター/2ローターエンジンを搭載して400馬力を発生する、もしくはハイブリッドシステムと組み合わされて450馬力を発生する、とも。
車体重量は1300キロほど、デザインとしては「RXヴィジョン・コンセプト」にインスパイアされたものになるとされ、ライバルはポルシェ・ケイマンを想定しているという報道もあるようです。
実際のところ登場するのかどうかを含めて不明なところが多いモデルではありますが、RX-7は世界的に熱狂的なファンも多く、その後継を待ち望んでいる人も多いと思われ、マツダもそれがわかっているからこそ「ロータリーエンジンの火を絶やさないよう」研究を続けているのでしょうね。
ただ正直なところスパイフォトからは何もわからず、車体も(パネルなどの建付けから見て)RX-8そのもののように思われ、仮に新型ロータリースポーツだとしても「エンジンだけ」をまず載せ替えたテストカーの可能性も。
かつ後輪が細く、現時点では「(仮にロータリーエンジン搭載だとして)さほどパワーは出ていない」のかもしれません。
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VIA:CARSCOOPS
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