| 2018年モデルの”スポーツシリーズ”は大幅強化 |
マクラーレンが「スポーツシリーズ」の強化と2018年モデルの仕様・価格を公開。
マクラーレンは2017年に164台を日本国内で登録しているものの、これは「前年割れ」の数字で、前年比91.6%
ただしグローバルだと2016年の3286台に対して2047年では3340台を販売し、「過去最高」に。
そのうち2119台は「スポーツシリーズ」であり、実に64%をスポーツシリーズが占めている、ということになりますね。
基本性能、オプションが充実
ただし2017年が過去最高になったといえど、前年の3286台から大きく伸びてはおらず、しかし2015年と2016との比較では「2016年は2015年の倍」の台数を販売しています。
この伸びはひとえに「スポーツシリーズ」の販売が寄与したということになろうかと思われ、そのためかマクラーレンは2018年モデルのスポーツシリーズを大幅強化。
マクラーレンは現在「P1」「セナ」の属する”アルティメットシリーズ”、「720S」の属する「スーパー」シリーズ、「540C」「570S」「570GT」「570Sスパイダー」の属する「スポーツシリーズ」を展開。
つい先日も570GT向けの「ハンドリングパック」追加が発表されていますが、基本装備やオプションの充実によって販売を伸ばす意向だと言えそうです。
2018年モデルはカーボンセラミックブレーキが標準化
そこで2018年モデルのスポーツシリーズですが、カーボンセラミックディスクブレーキの標準化が大きなトピック。
これはオプションだと100万円以上の価格なので、かなり「ありがたい」変更ですね。
先日本国で発表された「Sハンドリングパック」が日本では「スポーツパック」として設定され、内容としてはSハンドリングパック同様にステアリングラック、スプリング、ダンパーが570Sと同じセッティングに、そしてステビリティコントロールに「S-tune」が追加(価格は852,000円)。
さらには「デザイナーおすすめ」のカラーコンビネーションを予め用意した「デザインエディション」も投入され、これは顧客が個別にオプションを選択するよりも「お得な」価格設定になっている、とのこと。
加えて認可申請中ではあるものの、電気的にガラスの濃さを変化させることができる「エレクトロクロミックパノラミックルーフ」もオプション設定される見込み。
さらにスポーツシリーズ全モデルでは「トラックパック」に含まれていた「12ミリ高い、高ダウンフォース型リアスポイラー」が標準装備に。
価格設定は下記の通り
570Sの日本発売時の価格は2556万円、540Cは2188万円だったので、ちょっと高くなった感じですね(とくに540C)。
マクラーレン570S・・・2672万円
マクラーレン570GT・・・2810万円
マクラーレン570Sスパイダー・・・2,898万8,000円
最新情報をお届けします
Twitter でintensive911をフォローしよう!
Follow @intensive911