| 具体的な次期911のウワサ。全車マイルドハイブリッドに? |
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様々な憶測が流れる次期ポルシェ911(992)。
昨年末にポルシェCEO、オリバー・ブルーメ氏がプラグインハイブリッドモデルの登場について認めたことで「ハイブリッド911」の登場が決定的となったわけですが、これについてはまだまだ不透明な部分が多いのも事実。
911PHEVは2023年頃
というのも「核」となるバッテリー技術が不安定なためで、現在のリチウムイオンバッテリーを使用するのか、それとも次世代バッテリー「ソリッドステート」を使用するのかによって大きくスペックが変わるため(バッテリー重量が同じだとして、ソリッドステートバッテリーはリチウムイオンバッテリーの倍ほどのエネルギー密度がある)。
よって992初期からハイブリッドを登場させることは難しいとポルシェも考えており、よって「992のモデルライフ中のどこかでハイブリッドを投入」という、ちょっと曖昧なコメントに。
現時点では2023年頃とも言われる「911PHEV」ですが、最新のウワサだと「3リッターターボエンジンに94馬力のモーターを組み合わせ、システム合計出力は485馬力に」なる、と言われています。
なおモーターは今のところ「1個」だと伝えられており、しかしこれがフロントアクスルを駆動するのか、それともトランスミッションに装着されエンジンパワーを増強させるのかはこれまた謎。
ウワサされるスペックではほかに「0-100キロ加速3.5秒、バッテリーだけの走行距離64キロ、最高時速317キロ、20秒のトルクブーストが可能、4WD」といったところ。
911GT3はついにターボ化
そのほか992世代の情報も流れてきており、911ターボは620馬力にまでパワーアップされ、GT3はついに自然吸気エンジンに別れを告げて3.8リッターツインターボエンジンを採用し(550馬力)、911カレラは400馬力に、911カレラSは450馬力に。
なお、PHEVとは別に992世代のフラットシックスエンジンには「48Vマイルドハイブリッド」が与えられて20馬力ほど増強され、トランスミッションは8速PDKになる、とも言われます。
加えて992世代の新型911は10月のパリ・モーターショーで公開され、まずは後輪駆動の911S、4WDの911カレラ4Sが先陣を切って公開される、というやけに具体的な話も。
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