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ホンダNSXタイプR登場とのウワサ。641馬力、ルックスはレースカーの”NSX GT3”風

2018/05/21

| NSXタイプRが登場する、とのウワサ |

ホンダがNSXタイプR(NSX-R?)を登場させるのでは、というウワサ。
たしかにこれまでにも何度かそういった話が出てきて、さらには「それっぽい」プロトタイプもニュルブルクリンクを走行しており、その待望論は日を追うごとに高まっているのも事実。
なお、今年に入ってからアキュラの副社長、ジョン・イケダ氏が語ったところによると、「自分はカーガイであり、常に速いクルマを求めている。何が起こるのかを見てみよう」と発言しています。

NSXはこのままジリ貧になる?

正直この内容だとNSXタイプRが出るとも出ないともわからないものとなっていますが、一部では「新型NSXは登場しない」という話があるのも事実。
現在NSXは”あまり売れていない”のが実情のようで、「期待はずれ」だと感じているアメリカホンダからすると「NSXタイプRを開発する余力はない」ということなのかもしれませんが、タイプRの人気が非常に高い日本では今なお「NSXタイプR」のウワサが飛び交っており、その中には「現在の573馬力から641馬力に向上し、2019年に発表」というものも。

さらにはNSXのレーシングカーである「NSX GT3」のエンジンを流用し、エアロパッケージもNSX GT3同様のデザインが与えられると言われます。

なお、こちらがNSX GT3。
今までの例から見るに、欧州の自動車メーカーはレーシングカーのような市販車を発売することがありますが、アメリカの自動車メーカーはそこまでスパルタンなクルマを出すことはなく(道路事情からか、車高がそもそも高い)、よってアメリカホンダからNSX GT3のようなハードコアなクルマは出ないだろう、とも考えています。

そしていつもぼくが思うのは、なぜ日本のカー雑誌はそんなに「スポーツカー」が好きなのか、ということ(スポーツカーネタになると狂喜乱舞する)。
もはや日本ではスポーツカーはオワコンですが、日本のカーメディアの多くは「スポーツ性」でしかクルマを語らない傾向があり(ミニバンなどはアウトドア系雑誌の方が詳しく紹介しているほど)、こういった偏重も「クルマ離れ」を加速させたのかもしれない、と思ったり。
つまり、もうちょっと世の中の傾向にあわせてコンパクトカーやミニバンなどに焦点を当てて盛り上げてゆけば、若者ももうちょっとクルマに興味を持てたのかもしれない、ということですね。

なお、NSXのバリエーションについては先に「ロードスター」が発表され、それは今年前半になるとも言われていたものの、今に至るまで発表はなく、NSXは「このまま放置では」という懸念も感じられるところ。

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関連投稿:早くも新型アキュラNSXにタイプR登場のウワサ。開発責任者より

新型アキュラ(ホンダ)NSXのチーフ・エンジニア、Ted Klaus氏がAuto Expressに語ったところによると、タイプRの抗争はすでにある、とのこと。

アキュラNSXが初代ホンダNSXと根本的に異なるのは、日本のホンダではなく北米ホンダによって開発、製造されるということですね。

よって日本市場の販売動向というよりは北米での動向やライバルを睨んだ展開になると思われますが、オープン版の登場はカタイところと思います。

タイプRについては「元祖赤バッジ」でもあり一大ブームを築いたということもあり、「NSX Type R」の復活は誰もが望むところで、販売戦略上も欠かせないと思われます。

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