| コスパ激高、アウディ・ダイナミック・ドライビング・エクスペリエンスへ |
この記事のもくじ
さて、アウディ主催のイベント「アウディ・ダイナミック・ドライビング・エクスペリエンス」へ。
場所は泉大津フェニックスで、ここを借り切って思いっきり走ろう、というもの。
なお泉大津フェニックスは広大な「埋立地」で海側に出っ張った地形を持ち、騒音を出してもあまり周囲の迷惑にならないということからフェスの会場としても人気があるようですね。
上の画像が会場ですが、広大なスペースにテントが張られ、ここで「スラローム」「急制動」のトレーニングを行うことになります。
アウディR8,RSモデルにイッキ乗りできるチャンス
トレーニングに使用される車はR8スパイダー、RS3、RS5、TT RS、RS6アバント(これはインストラクター用)、RS Q3。
ずらりと並んだRSモデル群はまさに壮観。
まずは受付を行い、受付が終了するとこんな感じでカードをゲット。
当日の行動はすべてこの「番号」にて管理されることになるので、自分の番号はしっかり覚えておく必要があります。
開始時間が来るまでテント内でしばし休憩。
正面のホワイトボードに当日走行するコースが記されています。
会場内にはドリンク類、ちょっとした食べ物も。
限界状態で車を運転するとけっこう体力を消耗したり汗をかくことになるためか、甘いものや塩キャンデーを用意してくれて入る気遣いはさすがアウディ(チョコレートはベルギー産だった)。
まずはスラロームから
走行するのは16グループで、二手に分かれて「スラローム」と「急制動」を体験しますが、ぼくはまず「スラローム」組に。
走行前にはインストラクターがドライビングポジションについて教えてくれますが、なかなかプロからドラポジを教わる機会は少なく、大変参考になりました。
インストラクターによると、ベストなドライビングポジションを決める要素は下記の通り。
・シート前後の調節は、ブレーキペダルを思いっきり踏み込んだ時にちょっと膝が曲がるくらいで、その際にシート座面と太ももの裏との間に手のひらが入るくらい
・シート座面はアップライトなポジションで
・ステアリングホイールの前後は「肘の角度が90度〜100度」になるくらい
・エアバッグは40センチくらい膨らむのでそれを考慮した方がいい(開いたときに当たると痛い!)
その後は各参加者(同伴者も同乗可能)が一台づつの車に分乗し、インストラクターの運転する車の後ろについて実際のコースを走行。
ただ、地面に線が引いてあるわけではなくパイロンにで区切られたコースを走るだけなので、しっかりコースを覚える必要があります。
なお、参加者はR8、RS3、RS5それぞれに乗ってコースを走ることができ、「エンジン搭載位置」や、「クワトロ」の相違(縦置きと横置きでは異なる)を体験することが可能。※これについては後日動画とともに別に記事を公開予定
まさかぼくは「全てのモデル」に乗れるとは思っていなかった(一人一台が割り振られ、ずっとそれを乗ることになると考えていた)のでヒャッハー状態に。
その後は急制動の体験、タイムアタック
スラロームを体験した後は、もう一つのグループと入れ替わる形で「急制動」スペースへと移動。
時速60キロ、80キロ、100キロからの急制動、そして同じく60キロ、80キロ、100キロからの急制動+急回避を体験しますが、こちらで使用するのはRS Q3(3台)となります。※これについても後日別途公開予定
それが終われば「タイムアタッック」。
参加者16名がアウディTT RS(2台ある)に乗り込んで当日学んだ成果を発揮することになり、しかしミスコースは失格、パイロンへの接触は+3秒(1個あたり)、停止線オーバーも+3秒。
このプレッシャーは半端なく、速く走ることよりも「コースを間違えずに、そしてパイロンに当てずに」走ることが要求されることに。
実際のところミスコースした人はゼロ、パイロンに当てた人は2名、停止線オーバーは1名、とかなり少ない結果となっています。
幸いなことにぼくはミスコースもパイロン接触もなく、結果は「2位(1位との差は0.34秒だった!)」。
これにて本日のイベント終了となりますが、印象的であったのはインストラクターの「タイムアタックにおいて、もう一度走ればもっといいタイムを出せるとみなさん考えて入るかもしれませんが、”もしも”に2度目はありません」という言葉。
このアウディ・ダイナミック・ドライビング・エクスペリエンスの大きな目的はアウディ車の安全性を体感し、事故のリスクを減らしたり、万一事故に遭ったとしてもその被害を最小限にするということで、つまり「事故にやりなおしはない」ということですね。
この言葉には「なるほどなあ」と思わざるをえず、「その一瞬」の大事さを思い知らされた次第です。
食事はリーガロイヤルホテルの提供
そしてイベントの締めは食事タイム。
リーガロイヤルホテルによる豪華弁当となっています(美味しい)。
まさかここまでRSモデルを一気乗りできるとは思わず、そしてその内容も非常に深く、RSモデルのパフォーマンスや安全性について「ここまでのレベルであったとは」と驚かされるイベントとなりましたが、当日対応してくださったインストラクターの方、スタッフの方々にはこの場を借りてお礼を述べたいと思います。
ちなみにこちらが記念品と戦利品。
アウディスポーツ(Audi Sport)のキャップは2位の賞品で、真ん中の黒い箱は靴磨きセット、そして右は本日の参加証。
そのほかの画像はFacebook「アウディ・ダイナミック・ドライビング・エクスペリエンス」に保存しています。