| この位置へのマフラーエンド配置はマクラーレン初? |
マクラーレンが「ナゾの新型車」ティーザー画像第二弾を公開。
前回は大きなリアディフューザーを強調する後ろからの画像でしたが、今回は車体後部を上から見た画像。
これを見ると「マフラーエンド」が車体上部に突き出していることがわかり、これはおそらく「マクラーレン史上はじめて(セナのレイアウトに近いものの、セナよりもアグレッシブな位置にある)」。
このメリットとしては「排気管を極限まで短くできる(ので軽くなる)」ということがあるかと思われ、さらに通常のクルマのようにバンパーからニョッキリとマフラーエンドを出すのと比較すると「リアディフューザーの設計自由度が高くなる」のでダウンフォースを得やすくなるという利点も。
マクラーレンでもっとも過激なクルマとなる可能性も
反面、排気や出てきた水分で「ボディが汚れるのでは」という心配もあり、しかしこのクルマはそういった心配をする人とは無縁、もしくはそういった心配もどこかへ飛んでいってしまうほど刺激的な車になるのだと思われます。
なおオンラインでの発表は6/28、実車の公開は来月に開催されるグッドウッド・ヒルクライム(7/12)の予定。
現時点ではこの新型車の名称やスペックは不明ですが、「570Sをベースにしたロングテール」という見方が大勢を占めており、おそらくは「695LT」「700LT」といった感じになりそう。
今回のキャッチコピーは「the edge is calling」で、そのコピーの通りトンガった車になるのは間違いない、と思われます。
前回公開されたティーザー画像だとこんな感じで「ウイングレット」が設けられており、おそらくこれはフロントやサイドにも反復される可能性が大。
もともと「ロングテール」は空力改善のために採用されたパッケージでもあり、今回の新型車については最新のエアロダイナミクス向上策を用いてくると思われ、毎度のことながらマクラーレンの進化度合いの速さには驚かされますね(もし自分がマクラーレンのいずれかのモデルを購入したとしても、技術的にすぐ”過去のもの”となるのはちょっと悲しい)。
もちろん軽量化においても抜かりはなく、多くのカーボンパーツが見られるとおり相当に軽く、そして高価になることも予想されます。
VIA:Mclaren
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