| 新型シビック・タイプRは「三つ目」のコースレコードを樹立 |
ホンダが新型シビック・タイプRにて「タイプR タイムアタック・チャレンジ2018」を継続中。
先日はフランスのマニ・クール・サーキットにてFF最速のコースレコードを樹立しましたが、今回はベルギーにあるスパ・フランコルシャン・サーキットにてFF最速となる「2:57.32」を記録。
なおドライバーはLMP2のチャンピオン、ベルトラン・バゲット選手だとアナウンスされています。
スパ・フランコルシャンは難コースのひとつ
スパ・フランコルシャン・サーキットは全長7キロとかなり長めのコースを持ち(だいたいは5キロくらい)、その天候がよく変わることから「スパ・ウェザー」という言葉が用いられるほど。
パワーが要求される直線やタイトなコーナーが組み合わされるタフなコースとしても知られ、高低差が大きいこと、下り坂終点からのカーブ「オー・ルージュ」などマシンに負担がかかることでも有名であり、ここで「FF最速」を記録したということはシビック・タイプRの「全方位での速さ」が立証されたと言っても良さそう。
コースレコードを樹立したベルトラン・バゲット選手によると「シビック・タイプRはサーキット走行のために生まれたようなクルマだが、同時に快適で日常性も備えている。実際に走行し、快適かつ視界も良好であったことを伝えたい」とのこと。
現在ホンダが新型シビック・タイプRで記録した「FF車のコースレコード」はニュルブルクリンク(7:43.08)、マニ・クール(2:01.51)に続いて今回で三つ目。
おそらく今後もチャレンジは続けられると思われ、さらに多くの記録が作られることになりそう。
なお「タイプR タイムアタック・チャレンジ2018」同様の試みは先代シビック・タイプRでもなされており、エストリル、ハンガロリンク、スルバーストーン、スパ・フランコルシャンでシビック・タイプRは「FF最速」の記録を保持。
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VIA:Honda
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