>ジャガー(Jaguar)

ジャガーがE-Typeのフルエレクトリックモデルを限定販売する、と公開。現オーナーも電動化が可能

投稿日:2018/09/07 更新日:

| ジャガーがEタイプのエレクトリックモデルを限定生産 |

ジャガーが「オールエレクトリック」E-Type、”E-Type  Zero”を限定にて生産する、と発表。
すでにハリー王子とメーガン・マークルさんとの「ロイヤル・ウエディング」の際にジャガーはフルエレクトリックEタイプを登場させ、二人がこれに乗って走行することで大きな話題に。

その際に「非常に大きな」フィードバックがあったといい、これを受けての「エレクトリックEタイプ発表」とも言えそうです。

ジャガーはエレクトリック化に余念がない

なおジャガーは「1992年までに発売されたジャガーはすべてエレクトリック化が可能」ということも公表しており、たとえば現在E-Typeを所有しているオーナーも「エレクトリックパワートレーン」に換装可能だとしています。

ロイヤルウエディングに登場したジャガーEタイプは「EV」。1992年までのジャガーは”EVに換装可能”

ジャガーはそのブランド価値を保つためにクラシックモデルの保全に力を入れており、「ジャガー・ランドローバー・クラシック」部門を保有。
ここでは様々なモデルをレストアしたりカスタムしていますが、単に「かつての状態に戻す」のではなく「顧客の要望に沿った」カスタムを行うことも特徴。

ジャガー・ランドローバーのレストア/ワンオフ製作部門の内部が公開。その仕事を見てみよう

過去にはアイアンメイデンのドラマー、ニコ・マクブレイン氏の所有するジャガーXJ6を「イマ風」にカスタムしたことも。

やるやんジャガー!アイアンメイデンのドラマーが所有するXJ6を現代風にフルカスタム。楽器モチーフも

そういったこともあり、ジャガーとしては「過去の伝統を上書き」することにためらいは無いようで、この新しいチャレンジに意欲的に取り組む姿勢を見せており、間もなくE-Type  Zeroの詳細や価格を公開すること、2020年の納車に向けて動き出すことも発表しています。

jaguar-e-type-electric-5

なお、プロトタイプとしてのE-Type  Zeroは40 kWhバッテリーを(E-Typeにもともと積まれる6気筒エンジンと容積/重量が同じくらい)搭載し、1速のリダクションギアを持っていますが、その技術の多くはI-PACEから。

jaguar-e-type-electric-3

重量配分を変更すること無くエレクトリック化できるため、ドライブフィールやブレーキングなどは「ガソリンエンジンモデルと変わらない」としており、実際に登場すればかなり面白い車となりそう。

jaguar-e-type-electric-2

ジャガーはEVイメージで先行するか?

なお、現在各自動車メーカー、とくにスポーツカーメーカーが困っているのが「EVイメージとスポーツイメージとの両立」。

EV=エコというイメージが強すぎてスポーツカーとのイメージ的マッチングが悪いということで、これを改善するために各社ともエレクトリック(ハイブリッド)レーシングカーを実戦投入したり、フォーミュラEに参加したり、ドライビングが楽しそうなシングルシーターのEVコンセプトカーを投入しているという状態。

jaguar-e-type-zero-concept

これによってEV=運転が楽しい、エレクトリック化=スポーツカーとは反しない要素であるということをアピールしているということですが、ジャガーは「あのEVタイプを持っていますがEV化」という、旧来のエンスージアストの心に響きそうな戦略を取ってきたということになり、このインパクトによってほかメーカーよりもEエレクトリック化をイメージ的に進めやすくなったのでは、と考えています。

それにしてもロイヤルウエディングへの「E-Type Zero」提供といい、”火事で生産できなかった”過去モデルの再生産といい、ジャガーは他とは異なる、そして非常に優れた戦略を持って将来に向けて動いているようですね。

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でintensive911をフォローしよう!

->ジャガー(Jaguar)
-, , , ,

© 2020 Life in the FAST LANE. Powered by AFFINGER5