| BMWが「X3M」と「X4M」のティーザーキャンペーンを開始 |
BMWがX3M、そしてX4Mのティーザーキャンペーンをスタートさせ、今回プロタイプの動画を公開。
画像から判別できるのは、大きなグリル(ハニカムメッシュ)を持つフロントバンパー、内側に向かってブレードが伸びた航空機モチーフのエアロ形状ドアミラー、軽量ホイール、ブルーキャリパーを持つハイパフォーマンスブレーキシステム、新デザインのリアバンパー、4本だしテールパイプ、左右が盛り上がった形状のテールゲートスポイラーなど。
エンジンは新開発の直6
なお、X3M、X4Mに搭載されるエンジンは新開発の直6「Mツインパワー・ターボ」。
高回転型の性格を持っており、最大で454馬力まで対応が可能だとされていますね。
ちなみにメルセデス・ベンツも最近「20年ぶりに」直6エンジンを復活させており、プレミアムカーブランドでは直6重視の動きが加速しているのも事実です。
直6は全長が長かったり、左右のバランスや右/左ハンドルへの変更自由度など、いくつかのデメリットがあるものの、現代では電動化」が重要視され、マイルドハイブリッドシステムと組み合わせることを考えると、V6エンジンに比較して有利な点が多い、とされています。
メルセデス・ベンツでは「一旦は消滅した」直6がエレクトリック化の波に押されて復活したというのは興味深い事実ですが、「直4と設計や補機類を共有しやすい」という事情もあるのかもしれません。
一方のBMWはずっと「直6」にこだわってきたメーカーで、まさに本領発揮ということにもなりますが、新型X3M、X4Mではその4WDシステムと相まって、SUVらしからぬ機敏な動きを見せてくれることになりそう。
なおBMWは「M」ブランドを最大限に活用する意向であり、最大限「M」モデルを拡充するほか、「Mスポーツ」のように、Mテイストを活用した展開も。
ただ、これについて前M部門(現在はヒュンダイに移籍)責任者は「BMWはMを安売りしすぎ」という非難の声もあげていますね。
とりあえずBMWはそういった声を「実力で」黙らせるしかなさそうですが、新エンジンを搭載したX3M、そしてX4Mのパフォーマンスについては期待です。
今のところ新型X3M、X4Mの発表時期やスペック、価格は不明ではあるものの、こうやって画像を公表したからには、「正式発表の日も近い」のかもしれません。
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