| ポルシェは2022年までにエレクトリックSUVを発売? |
ポルシェはもうじき初の量産EV「タイカン」を発売予定ですが、さらにポルシェの役員が「遅くとも2022年には新たなピュアEVを投入する」という発言をした、と英国Autocarが報道しています。
加えて、そのEVは「ラージサイズのSUVになる」と語ったとされ、となるとウワサされてきた「マカンがEV化される」というわけではなそう。
なお、ポルシェは2025年までに販売の50%をエレクトリック化された車両にすると公表していますが、これは「かなり高い」数字。
というのも、これまでエレクトリック化を率先して進めてきたBMWがここへきて「2030年時点でも、エレクトリック化されている車両は15%くらいかも」と弱気に転じているため。
ポルシェは一年に一台「EV」発売?
なお、カイエンは今年にモデルチェンジを行ったところですが、となると4年後の2022年にモデルチェンジを行いピュアEV化するとも考えにくく、かといってフェイスリフトでピュアEVモデルを追加する、というもの無理がありそう(使用されるプラットフォーム、MLB EvoはピュアEVに対応していない)。
となるとポルシェはアウディが投入した「e-tron quattro」をアレンジしたエレクトリックSUVを投入するのではないかということになり、となると「カイエン」ではなくブランニューモデルとして投入する可能性も。
そこでもう一つ気になるのが「ミッションEクロスツーリスモ」の存在ですが、こちらの発売はどうなるのか、あれは単なるコンセプトカーであったのかどうか?ということ。
以前に「2021年に生産開始」という噂がありましたが、これが本当だとすると、2019年にはタイカン、2020-2021年にはミッションEクロスツーリスモクロスツーリスモ、2021-2022年にはエレクトリックSUV、といった感じでポルシェは一気にピュアEVを拡充することになりそうですね。
なお、現在各社ともエレクトリックSUVには力を入れていて、メルセデス・ベンツはEQC、アウディはe-tron quattro、BMWはiX3を発表しており、世は「ピュアエレクトリックSUV戦国時代」。
ただしこれらはいずれも1000万円クラスであり、この価格のEVを買う人は世界にそう多くいるとは思えず、各社とも限られたシェアを奪い合うことになり、となるとどこかで「負け組」が出ることになるのかもしれません。
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