| ACシュニッツァーは新型M5を600馬力→700馬力へ。ニュルのタイムは9秒速く |
BMW 8シリーズ用のチューニングプログラムを発表したばかりのACシュニッツァーですが、間をおかずに「M5」向けのチューンを公開。
これはずっとACシュニッツァーがテストを行っていたもので、今回「満を持して」の発表です。
内容としてはエアロパッケージのアップグレード、サスペンション、エキゾーストシステム、ホイール、エンジンにまで手を入れる、というもの。
サスペンションキット装着で「著しくハンドリング向上」
まずエンジンについてはなんと600馬力から100馬力アップさせて「700馬力」に。
現時点ではスタンダードな「M5」のみの対応ではあるものの、追って「M5コンペティション」への対応も行うようですね。
そして驚かされるのは、このパワーアップによってニュルブルクリンクのラップタイムが標準モデルに比べて9秒も速い「7分29秒50」で走ること。
その足回りを支えるのはKW製”V4”サスペンションキットで、車高のみならず減衰力も調整可能。
これにACシュニッツァー製のスプリングを組み合わせるとフロントで20-25ミリ、リアで10-15ミリの車高ダウンが期待でき、ACシュニッツァーによると「著しくハンドリング、コーナリング性能が向上する」。
フロントスポイラーは2パターンあり、上の画像が「フロントリップつき」、下の画像が「フロントリップなし」。
フロントスポイラーにはかなり「角度」がついていて、かなり効きそうな形状でもありますね。
リアには「いつもどおり」のウイング。
ホイールは数種類が用意されますが、この21インチ「AC3」軽量鍛造ホイールは「センターロックに見えること」が特徴。
実際は通常のホイール同様5本のボルトでホイールが装着されるものの、それらがうまく隠されている、ということですね。
ちなみにセンターキャップは画像の「ゴールド」のほか、グレーも選択できるそう。
発売されるエアロパーツにはすべて「カーボン」製で、まさにそのルックスはスパルタン。
エキゾーストシステムには「フラップコントロール」が内蔵されて音量を調整できるほか、テールパイプは「カーボンスポーツ」「スポーツブラック」「スポーツ」が選択可能。
今回は公開されていないものの、インテリアにおいてもカスタムパーツがリリースされており、アルミ製のペダルやパドルシフターーほか、iDriveコントローラーのカバーもラインアップされている、とアナウンスされています。
VIA:AC SCHNITZER
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