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詐欺で逮捕された男から押収した漆黒の”ハイカスタム”フェラーリF40が競売に。過去にはメジャーリーガーも所有していた有名な一台

投稿日:2019/02/05 更新日:

コレクター的には賛否両論あるかもしれない

フェラーリF40を修理がてらカスタム=レストモッドした個体がオークションに登場予定。
これはもともとチューニングショップ「ガス・モンキー・ガレージ」が2013年に購入した個体ですが、その後にクラッシュし、そこでガス・モンキー・ガレージがレストモッドを行って今の姿になった、という経緯を持っています。

たぶん異常に走らせにくい

なお、レストアにおいてはフェラーリのレストアにおけるスペシャリスト、スチュワート・シンガー氏の指導のもと行われたとされ、ガス・モンキー・ガレージはいったん車両を全部分解し、曲がったフレームを真っ直ぐに伸ばして補強するところからスタート(F40はカーボンモノコックではなく、楕円鋼管チューブラーフレームを採用している)。

画像に含まれている可能性があるもの:車

そこからガス・モンキー・ガレージは純正もしくはアフターマーケット製パーツを組み込んでいったそうですが(ヘッドライトもLEDっぽい)、レストモッドにあたってはもちろん当時の最新技術/パーツを使用していて、もともとF40に採用される2.9リッターV8エンジンに取り付けられていた2基のターボチャージャーもアップグレードさせています。

そのほかだとアルミ製軽量フライホイール(F40に軽量フライホイールを取り付けると、とんでもなくクラッチミートが難しくなるように思う)、ケブラークラッチ、チュービ・マフラー(しかも競技用)、ペンスキー製レース用調整式ショック、HRE製ホイール等が与えられることに。

ちなみにボディカラーはブラックですが、これは当然のちにペイントしたもの。
というのも、信じられない話ではあるものの、生産された1,311台のF40のボディカラーは全て「レッド」。

いったんは売却されたガス・モンキー・ガレージF40だったが

その後レストアが終了し、このフェラーリF40は2014年に約8300万円で売却されるも(購入したのはメジャーリーガーのレジー・ジャクソン)、その一年後にレジー・ジャクソンはリチャード・スコットなる男性へと7100万円で売却しています。

そして2017年にそのリチャード・スコット氏が収賄容疑で逮捕され、有罪が確定した後にこのF40含む彼の財産が没収されることに。

そして今回没収されたF40がオークションに出品というのがここまでの「経緯」ですが、実際の競売では「けっこうな高値がつくんじゃないか」と考えています。

F40はフェラーリの限定モデルの中では最も数が多い

なお、フェラーリF40はいわゆる「スペチアーレ」モデルの中では最も生産台数が多く、その数1,311台が世に送り出されることに。

これは288GTOの272台、F50の349台、エンツォフェラーリの400台、ラ・フェラーリの500台、ラ・フェラーリ・アペルタの210台に比較しても「かなり」多い数字。

288GTOは意図した台数限定というわけではなく、よって商業的な理由での限定モデルはF40が「初」となり、そしてフェラーリは当初F40につき350台の限定だとしていたものの、あまりに多くの引き合いがあったために販売台数を増加させることに。

ただ、これはあまり良い結果を生まず、その後フェラーリは「厳しく」限定台数を管理することになります(求められても作らない)。

そういった経緯もあってF40のタマ数は多く、今回の個体のようにカスタムする人も多数。
これはF50やエンツォフェラーリ、ラ・フェラーリにも見られない、F40ならではの一つの特徴だとも言えますね(それらも多少はカスタムされるが、F40のカスタムとは状況が異なる)。

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