ただしこのボディカラーは日本では選べない

BMWアブダビが世界ではじめて新型3シリーズのカスタムを披露。
BMWアブダビはロールスロイス、ミニも併設する巨大ディーラーで、ロールスロイスの販売台数は「世界一」と言われます。
BMWの世界販売台数ナンバーワンは「BMWロングビーチ(アメリカ西海岸)」だとされますが、BMWアブダビはそのロールスロイスの販売量をもってBMWに対しても強い影響力を持っているようで、発売まもないBMWのニューモデルをいち早く入手したりカスタムできるようですね。※ロールスロイスは現在BMWグループに属する
BMWはカスタムに積極的、しかしBMW「ジャパン」は消極的
そして最近のBMWがとくに力を入れているのが「オプションパーツ」。
新型車が出ると、長い長いオプションリストも同時に公開する傾向にあり、「Mパフォーマンスパーツ」は現在BMWの儲けネタのひとつなのかもしれません。
ただし日本に限ってはちょっと事情が異なるようで、BMWジャパンは「売れ筋を大量に売る」ことに集中。
昨年あたりからグレードやボディカラーを整理し、選択肢を逆に狭くしているのが現在の方針でもありますね。
そのため購入後に装着できる「ディーラーオプション」はどんどん売ってゆく意向ではあるものの、購入前に装着しなくてはならない「メーカーオプション」については受注をかなり嫌がるという傾向も(手間がかかるため。BMWジャパンはより小さな手間でより多くの台数を売りたい)。
話を今回の3シリーズに戻すと、ボディカラーは「サンセットオレンジ」。
これは欧米では約6万円程度のオプションカラーですが、日本では選択不可。
日本で選べるのは「アルピン・ホワイトⅢ」「ミネラル・グレー」「ブラック・サファイア」の3色のみで、M Sportになるとこれらに「ミネラル・ホワイト」「ポルティマオ・ブルー」が追加されて5色に。
そのほかのオプションだとMパフォーマンスキット(フロント、サイド、リアにエアロパーツ追加)、20インチホイール、そしておそらくMスポーツ・サスペンションキット(車高が落ちているので)、ブラックアクセント、そしてキドニーグリルにはMカラー。
前後そしてサイドのエアロパーツは非常に格好良く、ブラックルーフもなかなか「効いている」印象がありますが、こうやって見ると新型3シリーズのカスタムに対するポテンシャルは相当に高そうです。
なお、ベース車は「330i M Sport」で、エンジンは2リッター4気筒ターボ(258PS/245HP)。
そしていつもどおり、リア5面ウインドウには「スモークなし」。
インテリアもこれまでのBMWアブダビの作法に則ってシンプルに「ブラック」ですが、ステッチカラーはホワイトという珍しい仕様を持っています。
ちなみにBMWアブダビではサンフランシスコレッドのBMW Z4 sDrive 30iも公開(このボディカラーは日本でも選択できるが、ブラックのホイールは選べない)。
VIA:BMW AbuDhabi
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