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テスラの2019年第一四半期は予想に反し「780億円の大赤字」。主力となるはずだったモデル3の生産が遅れ、今後の成長に暗雲も

投稿日:2019/05/04 更新日:

| 「いつかは黒字に」とずっと主張してきたが、そろそろ投資家も痺れを切らす頃か |

テスラが2019年第一四半期のレポートを発表し、その利益が「予想よりもずっと悪く」、780億円の赤字であったとのこと。
なお2018年第四四半期は約800億円の赤字だったので「ちょっとマシ」にはなっていますが、イーロン・マスクCEOはモデル3の出荷が進めば利益構造が大幅に改善すると主張していただけに、投資家を大きく失望させた結果となります。

なお、テスラの株価は4月1日の298.18ドルから4月末にかけて235.14ドルへと大きく下がり、今のところ上昇に転じる気配は無いようですね。

いったんモデル3の生産は軌道に載ったように見えたが?

この「予想よりも大きな赤字」についてはモデル3の出荷が滞ったことを理由に挙げていますが、売上高自体は前年同期比33%増。
生産台数についても前年同期比の2.2倍となる77,100台。

ちなみに2018年第四四半期に比較すると31%納車台数が減少し、売上高は37%減少。
つまり昨年同期に比べると納車台数や販売高は増加したが、直近に比較すると販売高や売上高は減少しているということになりますね。

その理由は不明ではあるものの、イーロン・マスクCEOが主張していたように「これからどんどんモデル3の生産が増加し販売と利益が増加する」としていた現状と相反することになり、モデル3の生産になんらかの問題が「再発した」可能性も。

なお、テスラはこの状況を予測していたのか大規模リストラに加えて店舗閉鎖も打ち出しており、ちょっと危なそうな雰囲気もありますね。

これからどうなるてスラ?

そして気になるのがテスラの今後ですが、先日発表した「上海工場の建設」によって多額の費用が必要になるのは間違いなく、しかしこれは(おそらく)中国側の潤沢な資金もあって問題なさそう。

仮にこの工場での生産が本格稼働することになれば、中国国内でも多数あると言われる「モデル3の予約」を解消することができ、一気に成長に転じる可能性もありそうですね。

加えてテスラは「2019年第一四半期の生産や販売が遅れた分は、第二四半期にずれ込む」という見解を示しており、これが達成できれば第二四半期(4月〜6月)の販売は10万台を記録する可能性もあって「過去最高」に。
よって、今後のテスラを占うには2019年第二四半期の内容を確認する必要があり、目標として掲げた「世界販売40万台」を達成できるかどうかを見てゆく必要がありそうです。

 

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