| 10年選手のGT-Rが最新鋭スポーツと渡り合えるのはまさに驚愕 |

Carwowがちょっと面白い「4WDスポーツカー」のみのドラッグレース企画を実施。
メンバーはアウディR8 パフォーマンス、日産GT-R NISMO、BMW M850ixDrive、新型ポルシェ911カレラ4S。
いずれも4WDシステムを持ちますが、エンジン搭載位置についてアウディR8はミッド、GT-RとM850iはフロント、そして911はリア。
なおエンジンについてはアウディR8が5.2リッターV10(620HP)、日産GT-R NISMOは3.8リッターV6ツインターボ(600HP)、BMW M850iが4.4リッターV8ツインターボ(523HP)、そしてポルシェ911カレラ4Sが3リッター・フラットシックス/ツインターボ(450HP)。
動画はなかなか興味深い結果を見せている
そして動画ではまず4車並んでの(停止状態からの)一斉スタートから始まりますが、その様子はなかなかに興味深いもの。
まずスタートで飛び出したのはもっともパワーの高い、しかしNAのアウディR8。
しかし間髪を入れずにもっともパワーに劣るポルシェ911カレラ4Sがキャッチアップ。
なおポルシェ911はリアエンジンなので後輪により大きなトラクションが掛かり、スタートには有利なクルマだとされていますが、4WDモデル、かつローンチコントロール使用時には前後のトラクション配分がどうなっているのかは謎(フロントタイヤが引っ張る設定であれば、リアのトラクションはさほど意味をなさないが、ポルシェがリアエンジンの利点を活用しない手はないので、後輪寄りのトルク配分だと思われる)。
そして1/4マイルをトップで駆け抜けたのはアウディR8パフォーマンス。
2位は途中から伸びてきた日産GT-R NISMO。
3位はパワーがあれば必ず勝てたポルシェ911カレラ4S。
4位はちょっと遅れてBMW M850i xDrive。
さすがにちょっと車体が重すぎたのかもしれません。
そのほか動画ではローリスングスタート(一定速度での走行から一気に加速)を行っていて、これについてはGT-R NISMOの圧勝。
GT-Rは登場から10年以上が経過するクルマですが、それでも最新のポルシェに対抗できるというのは正直驚きでもあります。
その後はブレーキテストを行い、これの勝者はもちろんポルシェ911。
ただし僅差でアウディR8が続き、ブレーキの優秀さを証明しています。
そして重量の重いGT-R、M850iはやや制動距離が伸びるようですね。
それでは動画を見てみよう
こちらが4WDレイアウトを持つハイパフォーマンスカーの加速競争を収めた動画、「New 911 vs GT-R NISMO vs Audi R8 vs BMW M850i - DRAG RACE, ROLLING RACE & BRAKE TEST」。
CARWOWは数々の動画を公開していますが、これでお金を稼げるとはなんと幸せなんだろうと思わせるメディアでもありますね。
VIA:CARWOW
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