| ハイパーカーを購入するのも楽じゃない |

アストンマーティンがそのハイパーカー「AM-RB003」の引き合いが想像を超えた規模となっているため、「顧客を選ばねばならない」とコメント。
AM-RB003は「AM-RB001」つまりヴァルキリー、そしてヴァルキリーAMRに次ぐ第三のハイパーカー。
RBと名のつくことで分かる通り、レッドブルと共同開発され、出力は1000馬力、0−100キロ加速は2.5秒、最高速度は354km/hと言われます。
ヴァルキリーを購入した人がAM-RBを追加購入?
AM-RB003の価格は1億3000万円、限定台数は500台と言われるものの、それがもう「足りない」ということになり、アストンマーティンCEOであるアンディ・パーマー氏によると「我々はそのリストに基づき顧客に割り当てている最中だ」。
もちろんこのリストの上位にあるのは「アストンマーティンの上得意」で、これまでに”より多くの”アストンマーティンを購入したり、限定モデルを購入後に”売却せず”ちゃんと持ち続けていたり、イベントにいつも出席したり、アストンマーティンが購入して欲しいモデル、たとえばラピードを購入したり、という人なのだと思われます。
なお、このAM-RB003についてはまだまだ不明な部分も多く、その名称も「ヴァルハラ」になると言われ、しかしこれも未確定。

そのほかRB-003のエンジンにはV6ターボが採用され、ハイブリッドシステムと組み合わせられることになるのは間違いなさそう。
ちなみに、同じ「1000馬力クラス」でもヴァルキリーは「自然吸気V12」+ハイブリッドシステムを採用し、よって両者の性格はけっこう異なることになるのかもしれません。
AM-RB003のトランスミッションは8速デュアルクラッチ、車体重量は1,350キロ、スポーツe-AWD採用、アクティブサスペンションにプラットフォームコントロール、アクティブライドハイト、アクティブダンピングシステムを持つと言われ、それらの多くはヴァルキリーからその技術がフィードバックされるようですね。

AM-RB003の納車は2021年以降だとされていますが、アストンマーティンは時期を同じくしてミドシップ化される「ヴァンキッシュ」も発売することになり、一気にミドシップスポーツを拡充することに。
アストンマーティンによれば、ヴァルキリーとAM-RB003は「ハイパーカー」、「ヴァンキッシュ」はスーパーカーだと位置づけており、ヴァンキッシュはフェラーリF8トリブート、マクラーレン720Sのライバルという位置づけになりそうです(こちらは台数を制限せずに販売する模様)。
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