| リマックの何が評価されてここまで成長したのか今でも謎 |

クロアチアのEVメーカー、リマック。
「コンセプト・ワン」発売後にそのパフォーマンスと技術力が評価され、その後に巨額投資を獲得して一気に成長した企業です。
最近のトピックだとポルシェが出資したり、0−100キロ加速1.85秒のハイパーカー「リマックC_Two」を発表したり、ヒュンダイやアストンマーティンとのコラボレーションを発表したり、ケーニグセグにバッテリーを供給したり、ピニンファリーナ初のハイパーカー「バッティスタ」の開発を行ったり、というところ。
創業時の従業員はわずか10人だった
つまり今では「リマック抜きで何かを進めるのは難しい」というのがスーパーカー/ハイパーカーの最前線ということになりますね。
そんなリマックですが、創業は2009年。
その後、創業者のメイト・リマック(Mate Rimac)氏は自身のBMW 3シリーズ(E30)をピュアエレクトリックカーへとカスタム。
さらに2011年には初の市販車となる「リマック・コンセプト・ワン」を発売しています。

ただ、コンセプト・ワン発売時は時代が追いついていなかったのか、その販売台数はわずか10台。
しかしその後のセカンドモデル、C_Twoについては一瞬で予定販売台数の150台を売り切ってしまうという快挙を達成しています(1台2億5000万円くらい)。
いかにコンセプト・ワンのパフォーマンスが優れていたとはいえ、10台しか売れなかったクルマがいまや業界をひっくり返してしまおうという現象には驚かされ(その10台しかリマックを判断するものはなかった)、それほどコンセプト・ワンはすごかったんだろうな、ということなのでしょうね。
リマックの社内はこうなっている
そこで今回の動画では、リマックのCEO、メイト・リマック氏自ら社屋を案内。
さすがはEVメーカーらしく、エコな自転車に乗って敷地内を移動しています。

こちらは3Dプリンター室。
パーツの試作等を行います。

そして設計。
女性社員も多いようです。
なお、現在の従業員数はなんと500人。

コントロールユニット製作中。
制服がなんとなく未来っぽい感じ。
いっそのこと「スター・トレック」くらいまで行ってくれたら面白そうだ、とも思います。

リマックC_Twoにユニットを搭載。

ユニットをチェックするメイト・リマック氏。

チューブラーフレームを持つ車体のようなものを作成中。
C_Twoの骨格はカーボンファイバーなので、なんらかのテスト用なのかもしれませんね(C_Twoのサブフレームのようにも見えない)。

VIA:RimacAutomobili
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