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ミニが起死回生を賭けるピュアEV「ミニクーパーS E」の動画を公開し7/9に公開すると発表。しかし競争力を発揮できないだろうと思うその理由

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| もはや”ミニだけしか持ちえない”優位性は失われた |

ミニが初の量産EV「ミニクーパーS E」を7月9日に発表するとアナウンスし、それにあわせてティーザー動画も公開。

現時点ではスペックについては一切語られず、しかし動画を見るとその姿は「紛れもないミニ」。
走行する姿を見るに、つい先日目撃されたプロトタイプと同一のカラーリングを持っているようですが、該当プロトタイプが目撃されたのは今回のプロモーションビデオ撮影現場だったのかもしれませんね。

ミニは「ミニクーパーS E」を皮切りにブランドシフトを行う?

今回の動画を見ると、ミニがその成り立ちを全面に押し出し、それと「エレクトリック」とがいかに近いか(同じ思想を持っているか)をアピールしているように思います。

まずは都市風景から動画がはじまり・・・・

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ミニはいかにして誕生したかというルーツにも触れています。
クラシックミニは1959年に登場していますが、その誕生の背景には「オイルショックによって高騰した自動車の維持費を抑えられ、しかし大人四人が乗れる経済的なクルマ」という至上命題が存在していて、実際にミニは”自動車業界の流れを変えた”といっても過言ではないかもしれません。

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そして登場するのがピュアエレクトリック「ミニクーパーS E」。
自動車を取り巻く状況が変わる中、いち早く新しい環境に対応して発売された初代同様、「これからの時代に適応した」クルマであり、その根本にある思想はクラシックミニ同様である、ということなのかもしれません。

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ミニクーパーS Eが高い競争力を発揮できないワケ

このミニクーパーS Eは今年11月から生産に入ると言われますが、スペックは謎のまま。
一時はBMW i3同様のエレクトリックシステムを持つとされていたものの、最近のウワサではスケールダウンされた33kWhのバッテリーを備え(BMW i3は42.4kWh)、一回の充電あたり走行可能距離は183キロと言われています。

なお、出力については184PSだとされ、しかしこれは日産リーフe+(62kWh)の218馬力に劣り、さらに航続可能距離も日産リーフe+の458kmに遠く及ばず。

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ミニクーパーS Eの価格は不明ではあるものの、日産リーフe+の416万円よりは安くなるかもしれませんが、40kWhバッテリー搭載のリーフ(324万円/150馬力/322キロ)より安くなるとは思えず、かつプジョー208/2008のピュアエレクトリックモデル(50kWh/218キロ、価格は不明)という強力なライバルも登場している仲、競争力を発揮するのはかなり難しいだろう、とも考えています。※ミニはプレミアムブランドだが、プジョーは量販ブランド。よってプジョーは価格貫通(ペネトレーションプライス)戦略を採用しうる

ミニは現在、「生き残るにはエレクトリックブランドへとシフトするしかない」という発言も行っていますが、オリジナルミニ誕生時に比べると「ミニの優位性を発揮しにくい状況です。

当時は”パッケージング”という、ミニしか持ちえない”武器”があったものの、現代ではそういった武器はブランドバリューやデザインを除いては存在せず、かつEVという「経済性が重視される」性質のクルマにおいて、コストパフォーマンスに劣るミニが積極的に選ばれることは少ないだろう、と考えているわけですね。

あるいは、ミニは中国生産へと切り替えることでコストダウンを図り、価格の引き下げによって競争力を確保する可能性もありますが、親会社であるBMWが「プレミアム志向」のため、それを許さないかもしれません。

それでは動画を見てみよう

こちらはミニが”ミニクーパーS E”をチラ見せする動画、「MINI Electric | Charged With Passion」。

VIA:MINI

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