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【動画】現代版ランチア・ストラトス、フェラーリベースの「ニューストラトス」レビュー動画!その細部はこうなっている

投稿日:2019/07/28 更新日:

| これほど「欲しい」と思わせるクルマは他にない |

昨年公開されて話題を呼んだ「ランチア・ストラトス」の現代版、「ニューストラトス」。
これはイタリアのマニファットゥーラ・アウトモビリ・トリノ(MAT)がフェラーリ430スクーデリアをベースに制作するコンプリートカーです。

商標の関係か「ランチア」の名はつかず、車名は単に「ニューストラトス」。
限定台数はわずか25台、その価格は9000万円ほど。
すでに数台が製造されて過去に何本か動画が公開されていますが、まだ「それほど」の台数は製造されていない模様。

今回動画を紹介するのはドーナツメディア。
これまでにわからなかったエンジンルームやインテリアについてもレビューを行っています。

ニューストラトスはこういった経緯を持っている

「ニューストラトス」のベースは上述の通りフェラーリ430スクーデリア(F430のハイパフォーマンス版)。
企画しているのはMATで、そのデザインはピニンファリーナ(もしかすると製造も部分的にピニンファリーナ)だとされており、「どうりで」高い完成度そして美しいボディを持つわけですね。

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430スクーデリアがまだ「現行」であったころにこの「ニューストラトス」計画が持ち上がったと記憶していますが、当時は「フェラーリがこの計画に反対した」という理由であえなくボツに。

なお、デザインを担当したピニンファリーナは、それまでずっとフェラーリのデザインを担当。
その関係でかつ富裕層向けに「ワンオフフェラーリ」を製作していたりしていたものの、いずれもフェラーリに許可をとっていたものと思われ、しかしニューストラトスについて、この製造をフェラーリに打診したところ「ノー」と言われたのかもしれません。

その経緯や理由は全く不明ですが、フェラーリとしては「レプリカに自社のシャシーやエンジンが使用されることが許せなかった」のかも。

ただ、その後フェラーリはその車両デザインをインハウスに切り替えて行くことにあり、さらにピニンファリーナはインドのマヒンドラに買収されるにあたって両者が疎遠となり、時間の経過とともになし崩し的に「今ならニューストラトスを作ってもいいだろう」ということになったのだと想像しています。

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ニューストラトスのエクステリアを見てみよう

ニューストラトスのエンジンフードはアクリル製。
意外や(ストラトスの採用していた)ルーバー形状を持たないようですね。

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カウルの開き方もオリジナルのランチア・ストラトスに忠実。

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エンジンのヘッドカバー、そしてエアクリーナーボックスはカーボン製。
「フェラーリ製」であることがまったくわからない仕上げとなっていて、もしかするとこれは”フェラーリの指示”なのかもしれませんね。

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元祖ストラトスは「リトラクタブル・ヘッドライト」を採用しますが、ニューストラトスは固定式ヘッドライトを採用。

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ただしその形状は秀逸で、「もしかしたらオリジナルよりいいんじゃないか」とも思わせる部分でもありますね。

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リアスポイラーは「ダックテール」。

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ホイールは「センターロック」。
ブレーキキャリパーにロゴが入らないという珍しい仕様です。

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細部に至るまでオリジナルのストラトスをイメージした意匠が盛り込まれています。
そして精度、品質もかなり高いようですね。

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テールパイプは左右二本出し。
エキゾーストパイプにはヒートプロテクターが巻かれており、このクルマの素性を物語っているかのようです。

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ニューストラトスのインテリアはこうなっている

ステアリングホイールはカーボンとアルカンターラ。

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メーター類はかなりシンプル。

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シートバックには「ヘルメットホルダー」。

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トランスミッションは驚くべきことに「マニュアル」。
ベースとなる430スクーデリアにMTは存在せず、よって「F430」からトランスミッションをスワップしたものと思われます。

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こちらはニューストラトスのレビュー動画。
実際にエンジンを始動させており、そのサウンドも聴くことが出来ます。

あわせて読みたい、「元祖」ランチア・ストラトス関連投稿

ランチア・ストラトスは市販モデルをラリーカーに仕立て上げたわけではなく、まずラリーカーに勝つ為の車(整備製が高いこと、壊れないこと、運動性能が高いこと、が条件だったとされる)を考え、ホモロゲーションを獲得する為に市販モデルを発売したという逆のアプローチをとった車であり、その意味では非常に純粋な車。

デザインはベルトーネ、そしてシャシーの原案はダラーラと言われ、当時としては黄金のコンビによる車です。
前長3710ミリと極端に短く、しかし幅は1750ミリ(当時としてはかなり広い)、そして全高は1114とウラカンより46ミリ、アヴェンタドールよりも22ミリも低いという、とんでもないプロポーションを持つ車ですね(縦横比、高さは現代だとアルファロメオ4Cのようなイメージ)。

あわせて読みたい、ランチア・ストラトス関連コンセプトカー

ランチア・ストラトスの「前後」には様々なコンセプトカーが登場。
まずは「ストラトス・ゼロ」。
ランチア・ストラトスとはほぼ共通性のない車ですが、「世界一車高の低い車」を目指して設計されており、その車高はなんと「わずか83センチ」。

元祖ストラトス登場から30年後、オリジナルのストラトスをデザインしたマルチェロ・ガンディーニが再度「ストラトス」をデザインし直した「ストーラS81」。

こちらはベルトーネのメンバーが「ベルトーネ100周年記念」の折に、「ストラトス・ゼロ」を現代風に解釈して発表したコンセプトカー「ヌッチオ」。

VIA:Donut Media

 

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